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2019年12月15日 (日)

ナインルーム

 
 「ナインルーム」全16話完走しました。
 
 ネタバレありの感想ですので、未見の方はご注意ください。
 
 
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 この「ナインルーム」を視聴開始する前にこの作品について知っていたのは、弁護士と死刑囚が接見場所であるナインルームで、その魂が入れ替わること。その一点だけでした。
 
 死刑囚は34年前に恋人チュ・ヨンベを毒殺したとして死刑判決を受けて服役中の60歳を超えた女性チャン・ファサ。
 
 弁護士は勝訴するためなら、証拠の捏造、証人の買収となんでもする法廷ドラマの悪役側によくいるとんでもない弁護士ウルチ・ヘイ。ただし、30代半ばの仕事ができてスタイル抜群の美女。恋人は年下のイケメン医師のキ・ユジン。
 
 ヘイは財閥の会長キ・サンに依頼されて、ファサの減免を阻むために接見。接見中に、ヘイの持っていたノートPCでキ・サンの声を聞いたファサは、チュ・ヨンベが生きていたと驚き、昏倒。そこへユジンが恐ろしく古い除細動器でファサの救命中にヘイがつまずいて、ファサに倒れかかって感電。2人の魂が入れ替わる。
 
 ヘイとして塀の外へ出たファサ。ファサとして塀の中に閉じ込められたヘイ。
 
 34年ぶりに塀の外へ出たら、世界は一変していてクルマの運転はもちろん、バスとかにも乗れないだろうし、カードを使った決済にもまごつくかと思ったら、クルマの運転はできず、携帯に出られなかったり、ヘイの部屋の暗証番号も分からないから部屋にも入れずはあったけれど、そのへんの描写は少なく…。まぁ、そこで時間をとっても仕方がないでしょうし、ね。
 
 ファサの恋人チュ・ヨンベとキ・サン、キ・ユジンは、出だしの登場登場人物紹介では異母兄弟。
 実は、チュ・ヨンベはしんでおらず、異母兄のキ・サンになりすまして34年間を生きていた。そして、ユジンは本当のキ・サンの異母弟ではなく実子だったことが物語の中盤から後半にかけて判明。
 
 第1話はヘイとファサが感電したところで次回に続く。
 
 なんだか、そこで息苦しくなってしまいました。ヘイがどんなに悪徳弁護士であったとしても、その自分の罪を償うのは自分自身としてであって、糖尿病の死刑囚、そして60代の熟女のファサとして塀の中に閉じ込められて死刑執行に怯える日々を過ごすのは違うのではないかと思ってしまいました。
 
 物語が展開していくうちに、ファサは末期のすい臓ガンで余命3か月と分かり、ファサの中のヘイは病魔に苦しみ、余命とも向き合う日々に。
 
 そのころ、ヘイになったファサは、チュ・ヨンベへの復讐に燃えている。しかも弁護士事務所のマ代表を殺してしまう(と思い込まされただけで実は真犯人は別にいる)。
 
 このまま、ずっと2人は入れ替わったままなのかと思っていたら、中盤で再びの入れ替わりで元に戻る。
 
 ファサとして暮らした日々で自戒して少しは態度を改めると思われたヘイは、キ・サンやマ所長に代わり弁護士事務所の代表になったキム代表(サンの妻の兄)に、それまでの勝率100%の影にあったアクドイやり方の証拠を突き付けられて、ファサの再審請求の証拠や申請書を渡してしまう。
 
 ファサといろいろあって、本当に悔い改めてファサの味方になるヘイ。
 
 ファサがファサの母親(認知症)をお風呂に入れて洗ってあげるところを物陰から見たヘイは、接見のときにファサを怒らせるためにわざとヒドイ言葉を投げつけたことを思い出し、「ひどいことを言ってしまった。」と、そのときに、自分の言葉を思い出して、うずくまり涙する。人としての良心を取り戻したヘイは、これからも過去の自分の言動をふとしたときに思い出して、過去に発した自らの言葉で自らの心を傷つけて心から血を流すのかも。それが、ヘイに課せられた罰。
 
 ファサの母がヘイをファサと誤解して、ヘイを娘として接するシーンでヘイのとった行動に思わず目頭が熱くなりました。
 
 ファサの再審請求は受理され再審開始。キム代表は担当検事と担当判事を買収。
 キム代表の思惑どおり行動する検事と判事。
 
 再審の判決は、ファサの無罪。判事の心がどの段階で動いたのかは確信をもってここだと言い切れるシーンはなかったけれど、どこかで心が動いたのでしょう。
 
 キ・サンがチュ・ヨンベだと明らかになり、ユジンの目的も果たし、ファサは他界。
 
 ヘイはきっと良心に恥じない弁護士として生きていくのでしょう。
 
 塀の中にいるときにファサにいろいろと面倒を見られたからと思われるファサに終始協力する妹分のミランがいい味を出していました。
 
 いろいろな作品でお目にかかるものの、どちらかというとうだつの上がらないイケテイナイ男性を演っているイメージが強いオ刑事役の俳優さん。ファサが中にいるときのヘイに惚れて協力する、終始一貫燃える正義を貫こうとする刑事でいい役でした。
 
 続きが気になる作品でした。最近、何気にあちらのケーブルテレビの某チャンネルで放送されたドラマを面白いと思うことが多いような気がします。
 

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