書籍・雑誌

2008年6月29日 (日)

「津和野殺人事件」 読了

 TBSで内田康夫さん著の浅見光彦シリーズ「津和野殺人事件」がテレビドラマ化されるそうなので、予習(テレビ化への)と復習(以前に読んだことがあるので)を兼ねて改めて読みました。

 読んだことはあるな~、私的にはすごく切ないお話しだったな~という記憶がありつつも、読んだのがかなり前なので、どういうストーリーだったかすぐには思い出せなかったのですけど、再読し始めて、数ページで大まかなストーリーは思い出せました。

 やはり親子の愛情がたまらない、余韻が美しくて、切なく、哀しい物語でした。お互いを想いあっているのにどこかですれ違うと、どんどん掛け違っていってしまって、思いもしないような哀しい結末を迎えてしまうのですね。

 物語の発端は雪江ママが墓地で他殺死体の第1発見者となり、光彦に犯人探索の指令が下ります。

 再読だというのに、読み終わるのに1週間まるまるかかってしまいました。それだけ私には重い内容の1冊でした。
 これを2時間のドラマにまとめるのですから、どこをどうカットして、どこを見せ場にするのか、脚本家さんの力の見せ所なのでしょうか。

 沢村一樹さん主演の浅見光彦シリーズにふさわしい、映像の美しい、余韻の残る作品になるといいなぁ。

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2008年6月20日 (金)

「天草四郎の犯罪」 読了

 西村京太郎さん著「天草四郎の犯罪」、読み終わりました。

 何だかんだ言いつつ・書きつつ、今週3冊目の西村作品です。

 感想は…、ん~…、規模が大きくなると犯罪が犯罪でなくなるのでしょうか?そんなことはないはずです。不条理を感じてしまいます。

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2008年6月18日 (水)

十津川警部シリーズ2冊読了・その2

 西村京太郎さん著の十津川警部シリーズの「びわ湖環状線に死す」と「阿蘇・長崎「ねずみ」を探せ」を読み終わりました。

 2冊共通の感想は、結末はこれでいいのだろうか?と思えるラストだったことです。あの終末にはもう少し……。

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2008年6月 9日 (月)

「ダーリンは外国人 with BABY ~トニー&さおりの爆笑子育てルポ~」 読了

 小栗左多里さん&トニー・ラズロさん著の「ダーリンは外国人 with BABY ~トニー&さおりの爆笑子育てルポ~」 、タイトルからして小栗さんとトニー氏に赤ちゃんが生まれたようでドキドキしながら読み始めました。

 それは何故か。それは、赤ちゃんが男の子かな?女の子かな?ということ。

 小栗左多里さん描くトニー・ラズロ氏に似た女の子を想像して……。赤ちゃんは男の子さんでした。(*^^*)

 最も印象的だったのは小栗さんの自由なお母さま。
 赤ちゃんの名前はパパの名前を受け継いでトニーくん。呼び名はトニー氏命名でトニーニョくん。言いにくいor覚えにくい?名前に、小栗さんのお母さまは「トンちゃん」まで行きついたくだりで、噴出してしまいました。お母さま、楽しませていただきました。(笑)
 妊娠中の呼び名のテンテンくんの方が私的にはお気に入りです。って私が気に入っても仕方ないですけど。(笑)

 左多里ママのお腹にいるときから海外遠征していたトニーニョくん。世界に向って羽ばたいてください。
 そのためにはまず、目指せ!トライリンガル!ですか。

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2008年6月 5日 (木)

「孤峰の花嫁~霞彩包懐」 読了

 森崎朝香さん著の花嫁シリーズの最新刊「孤峰の花嫁~霞彩包懐」を読み終わったので感想などを語ります。ネタバレ含みますので、未読の方はご注意ください。

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 閃国の2代目国王が近隣諸国を盛んに侵略している頃、閃国の南西に位置する明(めい)国が舞台。明の田舎に住む村娘・潤霞はひょんなことから明国王・雪峰に見初められ妃となる。潤霞に姉・雪紅の面影を重ねる雪峰とそれを知って己の心を計りかねる潤霞。閃と明との戦闘の最中に2人はそれぞれの真意に初めて気づく。

 おっと、簡単にあらすじがまとめられたではありませんか。>自分

 そして、読後の最初の感想は

 「国破れて山河あり」

でした。

 閃国の2代目が近隣諸国に侵攻してる時代設定なので、以前の花嫁シリーズの世界設定、舞台設定を引き継いでいるようです。

 ヒロインの潤霞が今ひとつ煮え切らない感じがして、ん~なところはありました。

 潤霞と雪峰が何だかかみ合わないでいるカップルでいるのと対象的に、周正妃美蘭と氾将軍は腹に一物あるのを綺麗に隠して、お軽い性格を演じて(?/地か?)見せていました。

 ということで、次作の花嫁シリーズは公主さまがヒロインがいいなぁ。

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2008年6月 3日 (火)

「玄天の花嫁」 読了

 森崎朝香さん著「玄天の花嫁 ~嬌鳥待望~」を6月5日に「花嫁シリーズ」の新刊が出るようなので再読しました。

 「玄天の花嫁」から2年余りでの新刊ということで、何とな~く復習をしておこうかなと思いまして。(笑)

 さて、新作を読むのが楽しみです。

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2008年5月25日 (日)

コミックス版「彩雲国物語3」

 雪乃紗衣さん原作の「彩雲国物語」を、小説のイラストを担当されている由羅カイリさんがコミックス化している「彩雲国物語」の3巻を読破しましたので、煩悩爆裂な感想いきま~す!

 これって5月26日発売予定なのに、今日、本屋さんに行って新刊コーナーを何気なく見たら置いてあったのですよ。何故?

 燕青が~、「黄金の約束」では小汚い感じのイラストだったのが、コミックスでは大汚いですね。(笑) 燕青と静蘭の絡み、マジ好きです。いい味だしてる~♪
 でも、燕青が秀麗におにぎり持っていったシーンで、原作にある燕青の年齢を秀麗がどう思ってるかのシーンがカットされてるのが悲しい。あのシーン、燕青がショックを受けた顔を漫画で見て見たかったです。(:_;)

 黄奇人(鳳珠)と景侍郎は、特に原作のイメージ通りで、これと言って突っ込みどころがないような気がします。

 “おじさん”紅黎深も初登場。紅秀に“おじさん”と呼ばせて笑み崩れる紅黎深。壊れた紅黎深。にへらにへら~。!(^^)! 超超超!超ブッキー(*^^*) でも、愛する姪に“おじさん”と呼ばれて胸キュンの黎深、可愛~い☆
 秀麗の「奇人の同期の変人」に爆笑してしまいました。(^^)v
 しかし、奇人も黎深にだけは「あいつは加減というものを知らないから」とは言われたくないでしょう。
 「私は私のしたいことをする」というのは非常に黎深らしいのですけど~。

 朝儀で、劉輝が「女人国試導入」を最初に言い出したとき、原作ではイラストなしで明示的に表されていませんでしたけど、コミックス版では、しっかり奇人、黎深、孫凌王、管飛翔、蔡尚書が顔を揃えてましたね。そのシーンを見て改めて「あ、そっかぁ」などと思ってしまいました。

 原作とはまた一味違った楽しみ方のできるコミックス版。4巻も楽しみにしています。

 ラスト24ページについては、描きおろしなのでネタバレにならないように感想は自主規制します。と言いつつ、童謡のイラストが可愛い♪と書いてしまおう☆

 

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2008年5月22日 (木)

「望月弥栄」 読了

 宮乃崎桜子さん著「斎姫繚乱シリーズ 望月弥栄(もちづきのいやさか)」読み終わって感想を語ります。

 タイトルからして最終話?と思いながら読み始めたこの作品。これが最終話ではなかったですけれど、自作が最終回となるようです。長かったなぁ。

 最終話に向けて怒涛の展開。まあ、威子が入内して道長の権勢も絶頂を向えたので、そろそろとは思ってました。
 今回の最大の選択をしてのは重家殿。宗像神社の姫神たちに生霊を異界に連れ去られている間に、身体はご神木と一体化していってしまっていたとは…。それを必死に元に戻そうとする宮と山の阿闍梨だったけれど、それを生霊として見て感じていた重家殿は自分が長屋王の魂が転生した者だと知り、前世を思い出せないまま、神木と同一化して重家殿のヒトとしての命を落とした後、月の姫香久夜にその魂を渡そうと決意する。切ない。

 重家殿と香久夜のやりとりは何となくホロリとするものがありました。これまでは、憎々しい憎まれ役を割り振られていた香久夜が、今作では何と純情で真直ぐな女性であることか。
 その香久夜に裏があると主張する宮の方が、駄々っ子に写ってしまいました。

 藤原氏が月の加護を放棄する和歌が、かの有名な藤原道長の絶頂を歌った歌を少々変えて使ったのが何とも心憎い演出。なるほどね~。と納得してしまいました。

 ヒトではない存在である月の姫香久夜はその動向を決めました。次回、最終回で宮が心を決める番です。予定調和になるのかどうするのか。次回、待ち遠しいような、長年読んできた作品が最終回を迎えるのは寂しいので、このままでいいような、不思議な心境です。

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2008年5月20日 (火)

「花に嵐の喩えもあれど 魍魎の都」 読了

 本宮ことはさん著「花に嵐の喩えもあれど 魍魎の都」読み終わりました。

 この作品の主人公は碓井貞通。

 貞通の儚く激しく切なく辛い最初の恋の物語。

 なんだ、こんなに簡潔にあらすじが書けるじゃないか。>自分
 いや、これはあらすじではなく、簡単な作品紹介ですね。(苦笑) 自分で自分にツッコミを入れてみました。(^^;)

 貞通の女装には深くて重い理由がありました。…成人してからは、趣味が勝ってるような気がしないでもないですけど。

 諾子ちゃんと則光くんは冒頭とラストにちょっと登場するだけなので、諾子ちゃんと則光くんの怒涛の活躍は、この作品では読めませんでした。次に期待かな。

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2008年5月16日 (金)

「遠野殺人事件」 読了

 内田康夫さん著「遠野殺人事件」 読み終わりました。この作品は内田先生の作品としては稀少品の部類で、浅見光彦シリーズでも竹村警部(信濃のコロンボ)シリーズでも岡部警部シリーズでもありません。それが1983年刊行なのにこれまで手が出ていなかった最も大きな理由でしょう。

 遠野署の吉田刑事と第1の被害者の親友の女性・留理子(東京都内在住)の2人のコンビにより事件が解決されていきます。
 数多の側面から発想を飛躍させることができる留理子が静で、その留理子の発想から裏づけを取る吉田刑事が動というタイプ分けになるのかな。

 留理子の直感力・発想力・微妙なところに気づく力が、そのときどきで事件の大きなターニングポイントを作っていきます。もちろんそれを補完する吉田刑事の捜査力があってのことです。でも、それが結果的に留理子個人にとってあまり幸せではない結末へと進んでしまいます。

 犯人的には、登場した途端何故か「あ!この人が犯人だ!」と思ってしまった人が犯人でした。まだ殺人事件が起きていない段階なのに。(^^;)
 テレビだと俳優さんで犯人の目星がついてしまうことってあるじゃないですか。それが文字だけの小説でなのは、かなり登場の仕方からして、これはアリバイ作りのためじゃないかなと思わせるものがあったからです。

 “遠野”といいつつ遠野での捜査よりも東京での捜査に力点が置かれていますが、遠野の風景を感じさせる描写が多々ありますので、遠野のイメージはかなり膨らませることができました。

 25年前の作品ですので、新幹線の発着駅等に時代を感じさせるものがありますけれど、かなり読み応えのある作品です。

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2008年4月27日 (日)

彩雲国物語~黎明に琥珀はきらめく~

 雪乃紗衣さん著の彩雲国シリーズの最新刊「彩雲国物語~黎明に琥珀はきらめく」読み終わりました。

 以下、ネタバレしまくりの感想になりますので、まだお読みでない方はご注意をお願いいたします。

 

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 まずは簡単な(?)あらすじ。

 秀麗たちが藍州から戻る少し前、考えることに疲れ果ててしまった絳攸は楊修に引導を渡されて清雅に捕縛され投獄される。
 帰朝後、清雅の手で師と仰ぐ絳攸が投獄されたのを知った秀麗は葵皇毅御史台長官に願い出て、観察御史の仕事として弁護側の観点から事実を調べる許可を得る。また、燕青が秀麗の御史裏行に付けられるが、皇毅に認められている燕青に秀麗は嫉妬を覚える。
 無職・家なしのプータロー楸瑛は孫陵王兵部尚書に「何の仕事でもいいから朝廷で就職させて」と就職活動し、目出度く(?)新たな職をゲット。それは静蘭の雑用係。(^^;)
 投獄された絳攸を見舞う劉輝と楸瑛。劉輝と目が会った途端、縹瑠花の術にかかり意識不明に陥る絳攸。藍州で劉輝が縹瑠花と会ったさい、劉輝は知らないうちに瑠花に絳攸への術の発動媒体とされてされていたのだ。何とか絳攸の意識を呼び戻そうとする劉輝と楸瑛は羽羽さまとリオウの全面的協力を得る。ウーさまとリオウはそれが瑠花への反抗行為であると知りつつ、自らの意思で劉輝らに協力する。
 邵可によって壊された宝鏡は碧歌梨が新たに作成することになるが、この神鏡は作成者が作成後に命を落とす運命にあるものだった。鏡を守れなかった縹家に対する抗議をリオウに対して行う歌梨。縹家の内部にあっては無能者であっても外部に出れば縹家に人間として扱われることを痛感するリオウ。抗議はしても作ることを拒否はしない歌梨。
 藍家と縹家は九彩江の社を守り碧家は20年に一度、神鏡を作り奉納する。蒼玄王の時代に蒼玄王と七家で交わされた契約。
 リオウ、百合姫によって意識が戻る絳攸。目覚めた絳攸と秀麗が選んだ道は李絳攸が朝廷に残る道。そのために紅黎深を吏部尚書罷免にする二人。けれどもそれは黎深自身が望んでいたことでもあった。朝廷に残る、それは養父黎深ではなく一人の自立した人間として劉輝の力になることを選んだということだった。

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 簡単なあらすじとか言いながら、何行記述したのか?>自分(笑)

 今回、たくさんの人がたくさんの選択をしています。

 あらすじには書きませんでしたが、黄家から帰還命令が出た黄奇人(鳳珠)は朝廷に残る道を選びました。彼の場合、官吏として生きること、そして黄家より悠舜を選んだのかな。

 碧歌梨が宝鏡作りを引き受けたことで、碧珀明や欧陽玉(欧陽侍郎)も碧家の人間としての岐路と選択に迫られています。
 碧家が宝鏡を作るのが古よりの契約だとしても何故今回歌梨が作らなければならないのか不思議でなりません。年齢から考えると歌梨・珀明姉弟の父である現碧家当主じゃないかと思えますし、それより何より歌梨は碧宝なのですから、歌梨に白羽の矢がたったことに首を捻らざるを得ません。それとも歌梨自らが、万里くんと万里くんの子や孫のために手を上げたのでしょうか。その方が納得ができます。
 碧家の決まりとはいえ珀明はやりきれないことでしょう。邵可が秀麗を助けるために壊したことを知らないのがせめてもの救いなのかなぁ。

 秀麗は絳攸の件を調べるうちに、吏部尚書が父邵可の実弟であり、現紅家当主であり、自分の叔父であること、絳攸がその養子で自分の義理の従兄弟にあたることを知りました。ここでてっきり黎深と秀麗のご対面が叶うと思ったら、見事(?)黎深は秀麗の突撃から逃げ切りました。秀麗に向って両手を広げて「私が君の叔父さんだよ。さあ、私の胸に飛び込んでおいで♪」と言う絶好の機会を何故自分で棒にふってまで逃げるか?>黎深 黎深にどういう意図があるか全く予想もつきません。
 黎深は罷免され紅州へ帰還することになります。しかし官吏として朝廷に残る絳攸はもちろん、妻の百合姫も貴陽に残ります。これが紅姓官吏にどういう影響が残るのか。紅家当主の実兄とはいえ、紅家を追い出された形の邵可が貴陽にいるのは紅姓官吏にはあまり影響は与えないでしょうけれど、紅家当主夫人である百合姫が貴陽に残るのは意味がありますよね。それにしても百合姫、黎深とずっといると言った舌の根も乾かぬうちに貴陽にいるって、絳攸、邵可、秀麗、劉輝、誰のことが最も心にかかっているのかな。ちょっと黎深に同情した。一瞬だけどぉ。(笑)
 絳攸は瑠花の術にかかった結果とはいえ、自分の心を見直すことができて、どうしたいのかどう生きたいのか見すえられました。紅家編スタートの1冊にして早々と絳攸ゲットです。よっし!!!

 絳攸が百合姫の琵琶の音に導かれて意識を取り戻していくシーンは思わず涙がにじんでしまいました。こういうシーン、弱いんですぅ。うるうる。(:_;)

 楸瑛は就職できれば就職先を選ばない(朝廷という条件付きだけど)と言ったがために、静蘭の下っ端雑用係としてこき使われることになってしまいました。これまでの行きがかり上、最も悲惨な就職先といえるでしょう。(笑)
 ま、考えようによっては、劉輝のそばを結構ウロウロできるのですから、それはそれなりに”働ける”職場ではありますけど、あの上司はツライかな、楸瑛。これで無職のプータローからは解放されたけど、宿無しの宿、つまり住まいはどうしているのかな。独身下っ端武官用の宿舎とかあるのかな?それとも、給金のほとんどを食費と部屋代に搾り取られて秀麗の邸に転がり込みます?秀麗の邸の方が下っ端武官用の宿舎より恵まれた食生活と住環境ではありますね。静蘭がいることに目をつぶりさえすれば。

 清雅もね、終盤までは秀麗を一歩リードしてたけど、大事なツメの部分で大逆転をくらってしまいました。珍しくツメが甘かったのかな、清雅。それとも秀麗が清雅のしごきを受けての学習能力の方が上回ったのかな。

 皇毅はいろいろ悪事に加担してそうだし、理由ありみたいだけど、秀麗に絳攸の弁護側の監察御史になることを認めるなど、ある意味官吏としてまっとうな意義のある仕事をしてますよね。ですから、悪役だとは思えないのです。

 とりあえず、皇毅も清雅も、当初の目的である“紅家”を朝廷と切り離すことに成功したのだから、“李絳攸”が罷免で済んでも結果オーライなところもあるのでしょう。

 旺季さんが黒幕本命の冗官編になってからの悪事のいろいろ。私はそれが「実は私が黒幕だよ~ん」と凌晏樹さんがヘラヘラ笑み崩れて表れてもすんなり受け入れられるようになっています。何だか晏樹さんいろいろ怪しい言動多すぎ。

 そして悠舜さんの過去の秘密。黎深の問いに悠舜さんは「紅家は何もしていない。」と答えてますけど、それって逆にとると、“紅家が何もしなかったから”と考えられるなあと考えるのはひねくれ過ぎてる?いや~、どうも最近、彩雲国の登場人物の皆さんの一言一言を素直にとれなくなっていたります。

 楊修さんも絳攸が可愛いから、何も選ばず選べない状況に業を煮やして強硬手段をとってしまったのですね。

 かつて、清雅に思いっきりガン飛ばしてイヤミを言ってくださって、それを気持ちよかったとおっしゃられた楊修さんが清雅と手を組むなど理解不能だったのですけど、ご自分の思惑に清雅を利用しただけなのですね。ホッ。
 さて、これから楊修さんがどう出るか。こちらも興味津々です。
 今回、楊修さんのイラストありました。アニメよりイメージ通りです。よかったぁ☆

 「黎明に琥珀はきらめく」は「隣の百合は白」を読んで、黎深と百合、黎深と絳攸、百合と絳攸の関係を知った上でないとなかなかすんなりと、納得できない部分がありました。ということで、「隣の百合は白」をまだお読みでない方はこちらをお先に読むことをお勧めいたします。

 秀麗も皇毅や清雅にもまれて成長しています。それを支えることを選んだ燕青とどこまで進んで行くのか。紫家と縹家のことを知った劉輝が何をどう選択していくのか。目が離せません。それにしても劉輝、この期に及んでも迷うか。そこが劉輝の持ち味だけどね。

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2008年4月26日 (土)

じっくり読書の日

 5月1日発売予定の「彩雲国物語」の新刊を購入できました。

 じっくり読んでいるので、まだ半分ほどしか読めていません。最後まで読み終わりましたら、煩悩爆裂な感想を述べるつもりです。
 できたら、明日中には読み終わりたいと思っていますが、さてどうなりますか。

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2008年4月25日 (金)

本屋のはしご

 本屋さんを4件はしごして、それでもお目当ての本をゲットできませんでした。

 ふゅ~。。。何だかがっくりして疲れてしまいました。(@_@)

 明日こそゲットできますように。

 

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 検索していたらルルル文庫さまのオフィシャルのブログに行き当たりました。そこにはなんと!篠原千絵さんの「天は赤い河のほとり外伝~朔の月~」が発売延期とあるではありませんか!

 そうしたら、今日、私が本屋さんをあちこちまわったのは全くの徒労ってことですかぁ!?うっわ~。もう当分立ちあがれません。(泣)

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2008年4月17日 (木)

「死線上のアリア」 読了

 内田康夫さん著の短編集 「死線上のアリア」に収められている「願望の連環」がテレビ東京の中村梅雀さん主演の信濃のコロンボシリーズ16としてテレビドラマ化されるということで読みました。

 当然、「願望の連環」だけを読むのではなく、収録順に読みました。そうすると、冒頭の作品の登場人物である福原警部に読み覚えあり、でした。まあ、表題の「死線上のアリア」を見たときから、読んだことがあるような気がしていたので、やっぱり読んでたか、という感じでした。
 つまり、「願望の連環」も読んだことがあるということで、相変わらずすっかり読んだことを忘れていました。(苦笑)

 「願望の連環」は、最初の登場人物からリレー形式(?)で登場人物が入れ替わり、その人物の背景、置かれた立場、考え方、将来などが語られつつ、終末に向う新書版でタイトル扉とイラストを含めても36ページくらいの短編でした。もちろん竹村警部の信濃のコロンボシリーズではありません。

 この短編を2時間ドラマに話を膨らませるのは、かなり至難の業ではないのでしょうか。しかも竹村警部シリーズに味付けするために岡部警部の出番も作らなくてはならないのですから、どうするのでしょう???
 「願望の連環」自体の設定では東京が舞台です。ということは、舞台設定を長野に変えますか。そうすると岡部警部を絡ませるにはどうしましょう。う~む~。

 竹村警部役の中村梅雀さんのブログを拝見するともう撮影は終了しているようなので、物語がどう構成されたのか放送日を楽しみに待つことにします。

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2008年4月12日 (土)

「喪われた道」 読了

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「喪われた道のドラマの感想はこちらをクリックしてください。
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 内田康夫さん著 「喪われた道」が5月2日にフジテレビの金曜プレステージで中村俊介さん主演の浅見光彦シリーズとして放送されるそうです。

 「喪われた道」という作品名を見たとき、淡い桃色で描かれた女性の横顔の本の表紙が想像されました。しかし、内容は???覚えてませんでした。
 実際に図書館で本を手に取ると、表紙はベージュ系に女性の横顔で淡く小さい桃色の花が描かれたもので当たらずといえども遠からずでした。

 表紙にはしっかり見覚えがあるというのに内容に関しては、今回に限っては最後まで「読んだ事がある!」という感覚はありませんでした。いつもなら、数ページから数10ページで思い出すのですから、この作品は手に取って表紙だけ見て読んでないとか…。いや、それは、ありえないと断言できるのですが、では、何故、中身に覚えがないのかが疑問となってしまいます。

 中村俊介さん主演の浅見光彦シリーズですので、

浅見光彦   …  中村俊介さん
浅見雪江   …  野際陽子さん
浅見陽一郎  …  榎木孝明さん

のイメージで読み進みました。そうすると、結構イメージぴったりのシーンとかあるのですね。
 特に、刑事さんたちが浅見家に訪問したときの雪江母上の様子やどぎまぎする光彦とかは、しっかり想像がついてしまいました。(笑)

 「喪われた道」は平成3年の作品で、太平洋戦争当時の出来事がモチーフになっており、作品が執筆されてから今までの16年少々の年月を作品の中でどう吸収して表現するのか、難しい点もあるような気がします。
 現実問題、登場人物の年齢ですね。16年前なら70歳少し前でありえる人物、年齢設定でも16年後の今では80歳代後半。カクシャクとしている方も大勢いらっしゃるとはいえ80歳代後半で企業の社長とかは…オーナー社長ならありでしょうが…。

 どう料理されているか放送を楽しみにしています。

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2008年4月10日 (木)

「王妃の館」 読了

 図書館でタイトルに魅かれて手に取ってみると、どうやらパリへのツアーらしいので借りて読んだ浅田次郎さん著「王妃の館」上下巻、読み終わりました。

 世界中のツーリストの口伝でのみ語られる超高級ホテル王妃の館に宿泊するのが売りの10日間で149万8000円の超セレブツアーの“光(ポジ)”ツアーとごく普通の19万8000円の“影(ネガ)”ツアー。同じ部屋を時間を区切って共有することをお互い知らずに出発した2つのツアーの物語と、王妃の館のコンシェルジュが語るという設定のルイ14世の時代の王妃の館にまつわる物語が交錯して進む物語。

 光、影、それぞれのツアーが段々とお互いの存在に気づいていくのもごく普通の進行の中、最後はハッピーエンドの予定調和。
 しかし!ハッピーエンドのまとめ方が「そうくるか!」でした。そう提示されると「なるほど」とうなづけて、でも考えつかないまとめ方でした。
 ボリュームがあるので、じっくり読みたいとき用の作品でしょうか。パリへ旅行へ行く前に読むと、パリ滞在の街歩きや観光地巡りが楽しくなる作品です。

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2008年4月 4日 (金)

朔の月

 小学館ルルル文庫の篠原千絵さん著「天は赤い河のほとり外伝 ~朔の月~」が4月26日に発売予定のようです。

 コミックスの「天は赤い河のほとり」を読んでトルコまで行ってしまった大ファンである私としては、コミックスの著者である篠原さんの手による外伝が更に(昨年、「天は赤い河のほとり外伝 ~魔が時代(とき)の黎明~」、「天は赤い河のほとり外伝 ~続 魔が時代(とき)の黎明~」が出版されています)刊行されるのは嬉しいことです。

 サブタイトルの「朔の月」を見て、この“朔”の字は朔ちゃん(雪乃紗衣さん著「彩雲国物語」の登場人物 茶朔旬(さ さくじゅん))の朔だ♪と思ってしまいました。
 小説のサブタイトル見て別の小説の登場人物をイメージしたのは私です。ですので、「朔の月」にも朔ちゃんから考えられるイメージがあったりします。もう、どうしようもありませんね。(苦笑)

 「朔の月」を読んで、ハットゥシャシュ(コミックではハットゥサ)に行きたい!熱が出てしまったらどうしましょう。さすがに2年連続トルコは…ね。(笑)

 何はともあれ、今月末から来月初めは、「天は赤い河のほとり外伝 ~朔の月~」と「彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく」と刊行されるので、読み急がないように自分に言い聞かせながら、じっくり腰を据えて読もうと思っています。

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2008年3月31日 (月)

彩雲国物語5月発売新刊は

 雪乃紗衣さん著の「彩雲国物語」シリーズの最新刊は5月1日発売の「彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく」だそうです。

 あちこち彷徨っていたらHMVさまのHPで発見しました。 
ご興味のある方は ↑ をクリックしてご確認願います。

  絳攸ゲット編だとは思っていますが、どきどきものです。

 これから1ヵ月、待ち遠しくて楽しく暮らせそうです。

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                       (以下、4月1日追記です)

 角川書店さまのビーンズ文庫HPに5月の新刊のページが追加されていました。

 “紅家編”ですね。詳細は角川さまオフィシャル ↑ ページでご確認ください。


 それにしても、秀麗が藍州から戻ると絳攸がいきなり投獄されているとは…。清雅やるな。というか、絳攸、何を足元をすくわれてるのでしょう。除目のときの贈り物の数々を売っぱらうなり、脅迫の証拠につかえると豪語してたのを(「花は紫宮に咲く」参照)を逆手に取られたのか。だとしたら迂闊。

 黎深は絳攸投獄に関して動かなかったということでしょうか。黄尚書が押さえたのかな。悠舜さんと黎深は痴話喧嘩の真っ最中だから、悠舜さんが何か言っても逆作用になりそうだし、ふむ、そもそも宰相である悠舜さんが監察御史の“正規のお仕事”に横槍を入れたりしたら問題ですから、表立っては知らないフリもしくは静観でしょうね。
 黎深にしてもセーガのすることくらい切り抜けられなくてどうする絳攸。みたいなのもあるのかもしれませんね。

 角川さまのオフィシャルHPの新刊の内容紹介でこれだけ妄想を爆裂させられるのですから、我ながら笑ってしまいます。本当にこの1ヵ月、楽しく暮らせますね。

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2008年3月29日 (土)

「十津川警部 会津 友の墓標」 読了

 西村京太郎さん著「十津川警部 会津 友の墓標」 う~ん、これも最近読んだ十津川警部シリーズと同様にテレビドラマ化しづらい作品だというのが第一印象の作品でした。

 ここのとこちょっと、私的な十津川警部シリーズの好みとは違う方向性の作品が続いているような気がしないでもないです。

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2008年3月28日 (金)

「この手の中の儚きもの」 読了

 本宮ことはさん著 「幻獣降臨譚」シリーズの短編集「この手の中の儚きもの」 読み終わりました。

 本当に“短編”集の名にふさわしいくらい短編の物がありました。ある日常の1シーンを切り取ったって感じでしょうか。

 本編のあのシーンの裏側(裏設定)には、こういんシーンがあったんだ~と改めて思ったりした短編もチラホラ。

 「恋は戦い」のライルとシェナンの会話というか、ライルのシェナンへの恋のさやあて…シェナンは恋を自覚してないから恋のさやあてではないですか…というか、え~っとライルから無自覚なシェナンへの先制攻撃は見事!です。ライル、いい味だしてる~♪
 ライルといえば「王都の騎士のひそかな楽しみ」のオチも笑えました。いや、まあ、ライルも不憫だな~っと☆

 私的にはやはりタイトルにもなっているアリアの両親であるイリアとゲイドの馴れ初めの物語である「この手の中の儚きもの」が小説として読み応えがありました。
 何だか、イリアとゲイドの初さ加減にはもう笑うのみです。いや~、2人ともいい味だしてます。その天然っぷりが感動を呼びます。
 若かりし頃のフィオラの腹筋もさぞやこの2人によって鍛えられたことでしょう。
 しかしフィオラにもそんな過去があったとは。人は見かけと気風だけでは分かりません。

 来月にも新刊の「花ぶ嵐の喩えもあれど 魍魎の都」が発売予定になってますね。本宮さん、そんなにお仕事して大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配。

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2008年3月22日 (土)

「チグリスとユーフラテス」読了

 「チグリスとユーフラテス」は新井素子さん著のSF小説であり、メソポタミア文明発祥の母なる大河であるチグリス河、ユーフラテス河とは関係ありません。あしからず。

 地球からの殖民惑星ナインの自然人口減による“最後の子供”としてナインに生を受けてしまった、終生“子供”であることを運命づけられて表面に見せられている言動は子供だけど知識・知性は成人の楽しみも目的も持たない可哀相だと自称する70歳以上の老婆ルナちゃんの“不幸な人生”からの脱出の物語。

 コールド・スリープからルナちゃんの手によって目覚めさせられてしまったマリア・D、ダイアナ・B・ナイン、関口朋実、レイディ・アカネとルナちゃんとの接触によってルナちゃんの真実の姿と目的がじょじょに明らかにされていく。

 私的にはマリア・Dとの物語がもっとも痛かったです。マリア・Dが一番普通に普通のありがちな行動をする女性なので痛いっていうか。理由わかんない表現ですね。(苦笑)

 ルナちゃんの実母のイブ・Eとマリア・Dは親しい友人。物語では語られていないけど、イブ・Eが“最後の子供”ルナちゃんを生んだ理由の一旦はマリア・Dに関係しているような気がしてなりません。このへん、どうなのでしょう?

 タイトルの「チグリスとユーフラテス」のチグリス、ユーフラテスは由来はチグリス河、ユーフラテス河なんでしょう、そこから命名された蛍の名前です。転じて、とある1日でルナちゃんが最初に目にするホテルがチグリス、2番目がユーフラテス。要するに蛍を指す名称です。

 ダイアナ・B編でチグリスとユーフラテスがナインに解き放たれた時点でクライマックスシーンの予想はつきました。予定調和?

 「チグリスとユーフラテス」 SF小説。でも、もしかすると惑星ナインはチグリス河とユーフラテス河的な存在になる可能性も無きにしも非ずとそんな気がする物語でした。

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2008年3月21日 (金)

「富豪刑事」 読了

 深田恭子さん主演のテレビドラマ「富豪刑事」を見てから、いつかは読みたいと思っていた筒井康隆さんの原作本「富豪刑事」ようやく読めました。

 このタイミングで読むのは時機を逸しているのでしょうね。(苦笑)

 原作とテレビで大きく違っているところは2つ。

1.原作の主人公は神戸喜久右衛門の息子の神戸大助
  テレビの主人公は神戸喜久右衛門の孫娘の神戸美和子

2.原作の神戸喜久右衛門の秘書の浜田鈴江さんは若くて想いを寄せるのは大助
  テレビの神戸喜久右衛門の秘書の浜田鈴江さんはそれなりの年齢で想いを寄せるのは喜久右衛門

 細かな違いはあっても大きなところはこれくらいでしょうか。

 で、多少、テレビ的な演出が加わっていましたけれど、(原作にある話の)トリックなどは原作に忠実に作っていたのだなというのが、原作を読んでの感想です。

 あ、でも原作の大助は嫌味を多少言われつつ、結構、同僚の刑事に受け入れられてますよね。テレビの美和子が終盤に布引さんに認められるようになってきたのに比べると、雲泥の差なのかな。

 深田恭子さんの演技なのか演技でないのかよく分からないとぼけた魅力が全快の神戸美和子の「富豪刑事」がまた見たいなぁ。

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2008年3月20日 (木)

「こころげそう」 読了

 畠中恵さん著 「こころげそう」 読み終わりました。

 タイトルの “こころげそう”とは“心化粧”のことだったのですね。何となく“心気草”か“心懸想”かと漠然と思ったりしてました。

 下っ引きの宇多を主人公とした9人の幼なじみの恋模様と心模様を江戸情緒たっぷりに読ませてくれる作品、かな。

 幼なじみ9人のうち2人は物語り冒頭で既に死んでるのですけど、その2人の死の謎が6話の物語の縦糸になっており、最後のお話でその真相が明らかになります。
 雑誌掲載作品ですから、どこかの1話だけ読んでも楽しめるようになってます。

 それにしても最初のお話が雑誌に掲載されたのが2004年で6話目が2007年。物語が簡潔するのに3年以上ですか。気が長い。

 3年で気が長いとは十二国記シリーズの愛読者としてはあるまじき感想、ですね。(笑)

 心が切なくなって、ほんのり温かくなるお話ですので、夏よりも、秋から春にかけて読むほうがお勧めでしょうか。いや、別に季節に関係ないですか。

 それにしても、宇多、女の子の想いに鈍感過ぎ!お絹ちゃんが宇多のこと好きなの全然気がつかないのですから。お絹ちゃん、これから先も苦労するだろうなぁ。

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2008年3月13日 (木)

「十三の墓標」 読了

 内田康夫さん著の「十三の墓標」 読み終わりました。

 今秋、フジテレビ系の金曜プレステージで“内田康夫旅情サスペンス 岡部警部シリーズ第3弾”として「十三の墓標」が近藤真彦さん主演で放送予定(少年隊の植草克秀さんも上田刑事役で出演予定のようです。)になっているので、予習のために読んだものです。

 はい、読んだことがありませんでした。2006年11月初版発行ですから、読んでいなかったとはチェックが甘かったです。

 小説としての主人公は岡部警部の部下の坂口刑事でしたから、読んだ感想としては、岡部警部シリーズとして岡部警部が主役としてのドラマ化だとすると、かなり設定変更が必要じゃないのかな~っと思いました。

 岡部警部が主役でのドラマ化で考えられる変更としては、坂口刑事の役回りを完全に岡部警部にふるのか、それとも事件の起こった場所を東京にして岡部警部が指揮するようにするのか、あとは坂口刑事に積極的にアドバイスして行動を共にするか、私の頭ではこの3つくらいしか思い浮かびません。
 ん~、“坂口刑事”を“上田刑事”にして岡部警部と上田刑事の捜査行にする手もありですか。

 何にしろ秋の放送を楽しみに待っています。

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2008年3月 6日 (木)

「姫島殺人事件」読了

 内田康夫さん著の「姫島殺人事件」が4月7日放送の沢村一樹さん主演のTBS系の浅見光彦シリーズとしてテレビドラマ化されるそうです。

 タイトルを見た瞬間、「読んだことがある」と直感しました。しかしながらどんな内容なのか全く思い出せません。あ~れ~???

 ということで、復習兼予習で読みなおしました。
 1度読んだことがあるという直感は当たっており、少し読んだだけでストーリー展開、トリック、犯行動機、犯人は無事に(?)思い出せました。浅見光彦シリーズの作品を多数読んでいるので内容を思い出すためにはキーワードが必要になっています。(苦笑)
 それって光彦への愛が足りない?

 沢村一樹さん主演のドラマ化なので、読みながらのイメージでは光彦のセリフは沢村さんがセリフをしゃべってくれます。はい、この「姫島殺人事件」の浅見光彦は沢村さん演じる光彦のイメージにピッタリです。いい感じ。(笑)

 他のキャストがまだ分からないので、浅見家の方々以外は小説の中の人々として特に誰ともイメージせずに読みました。
 朝子と可奈は誰が演るのでしょうか。キャストを知るのが楽しみなような楽しみでないような…。

 この春の番組改編期の最も見たい度の高い作品です。4月7日の21時を楽しみに待ちましょう。

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 4月7日放送TBSドラマ「姫島殺人事件」の感想はこちらをクリックしてください。
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2008年3月 4日 (火)

「渡れ、月照らす砂の海」 読了

 本宮ことはさん著 「渡れ、月照らす砂の海」 読み終わりました。激動の1冊です。

 アリアがリスタル王国の首都ベルデタールにある契約の門“金剛石の六支刀”の中でシエネスティータ姫と会い、光焰の封印をといて門を出るとそこは砂の海。ここから物語はスタートした。
 アリアの感情が一方的に光焰に伝わっていた今までと違い、光焰の感情もアリアに伝わるようになり相互の意思疎通ができるようになった今回、舞台が見知らぬ砂漠となり、アリアと光焰の2人だけになったという舞台設定の変化以上の変化がアリアに訪れたような気がする。

 光焰との意思疎通だけではなく、同じように聖獣の巫女たるキーラとの出会いも大きかったな。面白いようにアリアの心が成長していくように感じられた。

 アランダム騎士団に戻った人々もそれぞれ、旅に出る前とは異なり始めた。顕著なのはシェナンなのかなぁ。
 オレリーも動き出したし、ランドールは相変わらず得体が知れないけどそれなりかな。
 でも、ディクスがねぇ。アリアを思うゆえとはいえ、私はディクスの行動や考え方にどうしてもなんだかなぁ~と思ってしまうわけでして。というか、ディクスのアリアへの想いがアリアへの反対派に上手く利用されてるような気がして仕方がないです。
 騎士団内でも旗色が鮮明になりつつあるみたいですね。

 アリアの出自の謎が明かされ、更なる謎が提示された今回、この謎はどこへ繋がるのか。
 神獣・霊獣・聖獣の謎も明かされ、そしてこちらも更に謎含みの展開になりました。
 2つの種明かしとそれを踏まえての伏線。それらはどこに行き着くのか。そろそろフィナーレに向けて動き出すのでしょうか。

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2008年2月28日 (木)

丕緒の鳥

 2月27日、新潮社のyomyom(ヨムヨム)6号を購入すべく本屋さんへ向うと、平積みされた約20冊のyomyom6号が目に飛び込んできました。結果論からすると予約の必要はなかったようです。それにしても、ものすごいショッキングピンク。どなたの趣味なのでしょうか。

 

 以下、思いっきりネタバレの感想ですので、お読みになられるかどうかご注意ください。

 

 慶国に立った偽王・舒栄が討たれる頃から物語は始まる。主人公は慶国の羅氏である丕緒。今回、“丕緒”とは主人公の名前だったのですね。
 丕緒の職責である羅氏とは、祭礼に際し執り行われる儀式である射儀で的となる陶鵲を誂える職務のことであり、丕緒は羅氏中の羅氏と呼ばれている。

 丕緒は羅氏になった当初は王に喜ばれる華やかな陶鵲作りに余念がなかった。しかし、無能な女王が3代続く中、荒廃して行く国を憂えて荒廃する地とそこに暮らす民のことが、王の心に届くことを念じて陶鵲を作るようになった。けれどもそれは王には届かなかった。
 そして共に陶鵲作りに邁進していた蕭蘭が予王の時代の末期に女性だということだけでその行方が分からなくなってからは陶鵲作りを放棄してしまっていた。その丕緒に陽子の即位に際しての謝儀の陶鵲作りの命が下った。

 自らの中が空洞になっていることに気づく丕緒。蕭蘭が何を見て何を考えていたのか、見ているようで知っているようで、全く見ていなかったこと知らなかったことに気づく丕緒。

 丕緒は蕭蘭の弟子の青江と共に自らが望み、蕭蘭も作りたかった陶鵲を作った。それは陶鵲が射られるとその中から更に鳥が飛び、そして音もなく地に舞い降りる陶鵲。その音は雪の音。

 荒廃を憂えいつか花びらの舞う豊かな地を望み、王に荒廃を胸に刻んで豊かな国を作って欲しいという丕緒のメッセージはついに新たな慶王・陽子の胸に届いた。
 射儀を通しての丕緒と陽子の声なき語らい。

 切ない物語。ページにすると約50ページ。短編といっていい長さ。けれどもそこには重いストーリーがあって読み応えたっぷり、ページ数にすると考えられないくらいの時間をかけてこの物語を読みました。多くの人の人生が願いが盛り込まれたストーリー。

 慶の話ということで、てっきり陽子または陽子の周囲にいる人々を主人公にした外伝だとばかり思っていました。それが陽子が入る前の蕘天の国官(かなり下級官ですが)が主人公の、つまり陽子を迎え入れる側から見た陽子の即位の物語ですね。

 十二国記、やはり好きです。新作を読んだせいでまた十二国記熱がぶり返してきました。小野不由美さん、これをきっかけにまた十二国記シリーズを書いてくださらないでしょうか。次はぜひ!楽俊メインで!「黄昏の岸 暁の天」の頃の楽俊視点の物語など読んでみたいです。あとは鈴と祥瓊を中心にした一連の人物たちのとある1日とか。(笑) 「帰山」の中で少しだけ語られた利広と尚隆の出会いの物語とか、利広と尚隆の本来あるべき姿での出会い(「黄昏の岸 暁の天」で会ってますよね、尚隆が延王として奏を訪ねてますから)も読んでみたいです。こうすると結構自分の中で読みたいストーリーがあるものですね。

 十二国記シリーズ、いつか新刊が出る日を願ってやみません。

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2008年2月26日 (火)

「十津川警部 鳴門の愛と死」 読了

 「十津川警部 鳴門の愛と死」 読み終わりました。
 個人的にこの作品も最近読んだばかりの十津川警部シリーズの2作と同様、テレビドラマ化はしずらい作品のように思えました。

 そもそも物語の出だしからして、十津川警部がシロとした容疑者A氏が実はクロだとする著作をノンフィクションライターB氏が十津川警部に送りつけ、そこからA氏に対する再捜査を十津川警部が始めるのからして、「ありえない~」とつぶやいてしまった自分がいました。

 作品の半分も読まないうちに、「これはA氏とB氏が組んで一事不再理を狙ってる?」のではないかと勘ぐってしまいました。読者にそう思わせておいて、実は大どんでん返し!する趣向なのだろうなと期待して読み進めました。しかし!大どんでん返しなしのマジで一事不再理を狙ったA氏とB氏の思惑どおりことが進み、それに気づいた十津川警部が手出しできずにA氏は国外へ旅立つラストシーンでした。
 やはり、これってテレビドラマの十津川警部のイメージからするとマズイですよね~。演出と結末を変えれば、まだ「門司・下関 逃亡海峡」、「能登・キリコの唄」よりはテレビドラマ化できそうな感じではありますけれど。さて、どうでしょう。
 作品としても、読者が半分も読まないうちに「一事不再理」を疑うのはミステリーとしてマズイような気がします。

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2008年2月22日 (金)

ヨムヨム予約

 yomyom(ヨムヨム)6号を予約しました。自宅近くの本屋さんとちょっと遠いけど大手の本屋さんとどちらで予約するか考えに考えて、ちょっと遠いけど大手の本屋さんの方で予約しました。

 自宅近くの本屋さんだとそもそもyomyomを入荷してない可能性がありますけど、大手の本屋さん(=売り場面積が広い=種類も数も多数の書籍を扱っている)ならyomyomを確実に扱っているのではないかと思ったわけです。
 本屋さんには結構行くほうだと自認してるのですけど、最寄の本屋さんでyomyom見かけたことがなかったのです。

 予約したら、店員さんが「小さい本ですよね」 はい、その通り(のよう)です。これまでの号もしっかり扱っていました。よし。(^^)v

 最初、yomyomが新潮社から出版されるということで、「丕緒の鳥」はてっきり戴国か泰麒のお話だと思いました。それが、ネットであちこち調べると慶国のお話。ちょっと意外でした。

 まあ、小野不由美さんの十二国記シリーズの新作が読める幸福感に比べると意外感はちっぽけなものですけど。(笑)
 5日後の今頃、読了報告を書いていられたらいいなぁ。(*^^*)

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2008年2月20日 (水)

yomyom6号

 小野不由美さん著の「十二国記」シリーズの6年半ぶりの最新作「丕緒(ひしょ)の鳥」が2月27日発売の新潮社 yomyom(ヨムヨム)6号に掲載予定のようです。

 一報をメールで知ったときには思わずガッツポーズしてしまいました。(笑)

 新潮社のHPには“90枚を一挙掲載”とあります。90枚って短編でしょうか、それとも中編なのでしょうか?実際に手に取って読んでみないと何ともいえないです。

 文庫の最新刊である「華胥の幽夢」から6年半ですか。短かったような長かったような。う~ん、どちらでしょう。やっと新作が読めます。嬉しいです!

 “丕緒の鳥”とはどんな鳥なのでしょうか。それとも何かの喩えでしょうか。1週間後にその謎が明かされます。あと1週間、と~っても楽しみです。
 GiGaZiNEによると陽子が王である慶国が舞台のようです。どんな話しでしょう~♪

 畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズの最新作も同じ雑誌に掲載予定のようなので、これはもう本屋さんへ予約をしに走らなければ!です。

 いや~、ホント!ワクワクしてきて妙にハイテンションになってきてしまっています。これから1週間は「丕緒の鳥」のことを考えては心が空を飛んでダンスしそうです。

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2008年2月15日 (金)

十津川警部シリーズ2冊読了

 西村京太郎さん著の十津川警部シリーズ「門司・下関 逃亡海峡」と「能登・キリコの唄」 読み終わりました。

 感想は……両作ともテレビドラマ化は難しい作品のように思えます。

 「門司・下関 逃亡海峡」は物語の冒頭で無罪であると描かれた男性を十津川警部が無実に気づかずに追いかけ、最終的に男性自身が取調べでも裁判でも、自らが罪を犯したことを認めてしまう展開でした。これって。これまでの十津川警部からすると異色ですし、テレビドラマで求められている十津川警部像とも異なりますから、テレビドラマ化は……ね。

 「能登・キリコの唄」も何と言うか、その動機でそれだけの事件を起こすか弱いと思われます。ん~、これもちょっと十津川警部と亀井刑事が振り回されてます。

 トラベルミステリーのイメージが強いですし、ついそちらを期待してしまっている自分がいます。

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2008年1月28日 (月)

「青海の牙 -恋語り-」読了

 青目京子さんの「青海の牙 -恋語り-」読了しました。

 お互いにお互いへのコンプレックスをもつ男女の2人の物語。

 竹馬の友であり苦楽を生死をともにした男性2人組み。雄々しく生きる動の東虎と柔和な微笑みの静の水見。東虎は微笑を絶やさない水見が側に居てくれるだけで生きられた。水見は真直ぐ突き進める強さを持つ東虎が自分を必要としていることを知らずにコンプレックスを大きくさせる。

 巫女姫として大事に扱われる双子の妹の円子。巫女の家系に生まれながらその能力を持たずに生まれた双子の姉の周子。周子は巫女姫である円子を守ることで自分の存在意義を持ち、円子はただ巫女姫として己は祀りあげられるだけで周囲から頼りにされているのは周子だとお互いに強くコンプレックスを抱き合うのを知らない。

 途中まで、お互いにコンプレックスを抱き合う、東虎と水見、周子と円子に読んでいてイライラした部分があったのは事実です。ようやく後半、振り切ってくれて安堵しました。東虎と水見は別離の道を歩み、周子と円子はお互いがコンプレックスを持っていたことを認め合いそこから生きる道を見つけようとしました。

 ラストで東虎と周子のハッピーエンドとして幕を閉じたので、恋物語なのでしょう。でも東虎と周子の恋よりも、東虎と水見、周子と円子の関係に重点が置かれていたような気がするのは気のせいでしょうか。

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2008年1月25日 (金)

天河伝説殺人事件

 フジテレビの金曜プレステージ特別企画浅見伝説三部作の第三弾「天河伝説殺人事件」

 この放送にまさかあわせてたわけではないでしょうけれど、1月22日にBS-iで映画版の「天河伝説殺人事件」の放送がありましたので、映画版を見たことがなかったので、予習(?)と原作の復習を兼ねて見ました。映画なのでテレビよりも陰影が強い画面になっていたような気がします。
 秀美役の財前直見さんが若い!ぴちぴちの化粧の濃いギャルです。あ~びっくり。
 でも、何より驚いたのは浅見光彦役の榎木孝明さんですね。榎木さんの浅見光彦はテレビ版のそれも後期の作品をいくつか見た記憶があるだけのせいか、著者である内田康夫先生が浅見光彦役のイメージに最もあうのが榎木さんだとおっしゃっていらっしゃると伺ってもイマイチぴんと来なかったのです。それが、この映画版の「天河伝説殺人事件」の浅見光彦の登場シーンを見た途端、「浅見光彦のイメージ、納得!」と思いましたもの。

 今日の中村俊介さん主演の「天河伝説殺人事件」は、映画版ともかつて辰巳琢郎さん主演でTBSでドラマ化された作品とも異なった風合いの作品でした。
 原作は同じなので、基本ラインは同じでも、作品ごとに特徴は違うので当然でしょう。どれがどうとも言えない違いです。そして私は最も原作に切なさと余韻を感じました。原作の文章を読んで自分で自分のイメージを膨らませられるからでしょうか。
 結末の余韻もね~、原作に最も感じるかなぁ。

 今日の「天河伝説殺人事件」で榎木孝明さん演じる浅見陽一郎さんが天河神社を訪れるというサービスシーンがありました。ファンサービスかな。(笑)
 でもでも、やはり私の中ではもう既に榎木さんは陽一郎さんなのです~。(笑)
 秀美さんは今回の田中美里さんが私のイメージに一番しっくりくるかな。

 浅見伝説三部作では第一作の「耳なし芳一からの手紙」と大三作の「天河伝説殺人事件」が光彦が女性といい感じになりましたね。結局ダメなのはいつものパターンとはいえ、ちょっとテレビ見ながら、「ほっほう」と突っ込んでしまいました。

 さて、次に放送される浅見光彦シリーズはTBSの沢村一樹さん主演の「姫島殺人事件」なのかな。首を長~くして待ってます♪

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2008年1月22日 (火)

刀語 第12話 炎刀・銃

 西尾維新さんの「刀語 第12話 炎刀・銃」読み終わりました。

 いや~、まさかまさかこの巻の物語の本筋に入ったほぼ冒頭のシーンでとがめがああいうことになろうとは思いもしませんでした。意外・予想外・想定外。してやられたとはこういうことでしょう。

 その後の展開もあれよあれよという間に否定姫に引っ張られ、鑢七花ですら四季崎記紀と否定姫の手ゴマとして使われ、否定姫によって種明かしが行われるとはシリーズものの王道が完璧に覆されたのか、それともこれこそが本当の王道なのか迷うところです。

 否定姫の三重否定はえっと~、つまりどういうことでしょうか?私の日本語能力の限界を超えています。(:_;)

 四季崎記紀の真の目的はこの物語の約百年後に生じうる外国からの侵略からこの国を救うこと、という理解でいいのでしょうか。

 そしてラストシーン。ここまでくると何といったらいいのか言葉をなくします。ある意味、ここまで来てしまったら、こういうラストシーンに持って行くしかないラストシーンですが……。

 こういうシリーズ物もあるのだなぁと妙に感心した作品でした。

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2008年1月18日 (金)

熊野古道殺人事件

 フジテレビの金曜プレステージ特別企画浅見伝説三部作の第二弾「熊野古道殺人事件」 見ました。

 今週中は仕事が忙しくて、この番組を週末に見るのを楽しみに毎日を乗り切っていました。ミステリーが楽しみなのは人格を疑われるでしょうか。ん~、好きなジャンルのテレビ番組ということなので、いいですよね。

 浅見伝説3部作で「熊野古道殺人事件」が放送されると知ってから、「熊野古道殺人事件、読んだことあったかなぁ?」で、図書館で手に取るとすぐに読んだことがあるのが判りました。タイトルでは思い出せなかったものも、“補陀落渡海”と“ソアラ大破”のキーワードがあればすぐにピンときました。この2つのキーワードは実に大切です。

 伊東四朗さん演じる軽井沢のセンセの友人役で、内田康夫さんご夫妻が出演されていたのはお正月ならでは、もしくは浅見伝説3部作へのご祝儀でしょうか。その演技に関しては…演技は素人さんですから、ね。

 私の記憶だと、和歌山熊野古道に行ったのは浅見光彦(中村俊介さん)と軽井沢のセンセ(伊東四朗さん)だったはず。それがドラマだと藤田編集長(小倉久寛さん)と同行してます。あっれ~?

 犯人はとよた真帆さんが演じられていた教授の奥さまだったわけですけど、あの動機で犯行を行うのは少し弱いような気がします。う~ん、ちょっとその心理が理解できないです。

 えっと、テレビではよく分からなかったのですけど、雪江ママ(野際陽子さん)が「あなた、同じクルマを買ったの?」と言うからには、ソアラさんは大破したのですよね。そして、新しいソアラは軽井沢のセンセの「プレゼント」なのですよね。ふむ~。

 今回は、夏八木勲さんと伊東四朗さんの熟年俳優ガップリ四つに組んだストーリーでした。小倉久寛さんの藤田編集長はいつものようにコミカルでした。

 2時間、ぼ~っと幸せにテレビ鑑賞できました。

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2008年1月13日 (日)

裾上げ その2

 スカートの裾上げが本日終了しました。昨日・今日と2日がかりで、肩が凝りまくりです。なんだかもうギザギザで、まつってあれば巧拙は問わない!縫い方になっています。
 いいのです!誰もスカートの裾をじっと見ないですし、裏のまつり方までチェックしません!

 大河ドラマ「篤姫」2回目。初回、2回目と見た感想は、おそらくこの「篤姫」は最後まで見ることになりそうってことです。「風林火山」は初回見ただけで脱落しましたから~。
 「篤姫」は宮尾登美子さんの原作「天璋院篤姫」は購入して持っていたりする本ですので、元々好きな話しではありましたので、自然な流れかもしれません。
 今はまだまだ薩摩編ですので、この先、肩に力を入れずにゆったりと見て行くことになるのかな。

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2008年1月12日 (土)

後ろ髪を引かれる

 1月12日(土)放送 彩雲国物語第2シリーズ第32話「後ろ髪を引かれる」怒涛の展開です。

 あれよあれよと話しが展開していって、原作を読んでいる人間でも話しについて行くのがやっとです。これって原作を読んでらっしゃらない方々はどうなのでしょうか?

 本日は楸瑛onステージの様相で、競演が隼(司馬仁)って感じかな。十三姫はバイトの警備?←オイオイ

 珠翠を助けに動いた黒狼の邵可さまが超ド級のカッコよさでございます。わくわく。

 劉輝がちんまりと座って一人で菖蒲の刺繍をしていたのも可愛い。伏線のシーンを入れてるところがニクイ!

 葵皇毅長官、セーガ、タンタン、秀麗、絳攸、劉輝、珠翠、邵可パパが、次からの「白虹は天をめざす」で動く下地を作りまくってました。葵皇毅さんとセーガは貴陽残留組なので、表立っては動かないけれど、きっと動きまくっていたに違いありません!特にセーガ!!さしたる理由もなく確信している自分が怖い。

 原作も本編の既刊は「白虹は天をめざす」までなので、とうとうアニメが原作に追いつこうとしてますね。2年連続で放送されているアニメ版の「彩雲国物語」のフィナーレになるので、アニメ版の物語として、どうオチをつけるのか、もといストーリーを帰着させるのか期待しています。

 あ~!アニメの最終話が放送される前に原作の新刊を出していただきたいです!切望。

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2008年1月11日 (金)

耳なし芳一からの手紙

 フジテレビの金曜プレステージ特別企画浅見伝説三部作の第一弾「耳なし芳一からの手紙」

 内田康夫さんの原作はかなり前に読んでいますので、どういう展開になるのかは把握しているので安心して(?)見ていました。

 「耳なし芳一からの手紙」の原作の初刊は1990年に刊行されているので、今から17年以上前ですか。17年も時代設定が違うと、戦争・戦中・戦後の年齢関係が微妙に不思議になりますね。戦中に女学校の生徒だった雪江ママは戦後62年以上経った今はいくつ?…77歳前後?……とすると永遠の33歳浅見光彦は雪江ママが一体いくつのときのお子さまなのか…と、物語の本筋とは全く違うことを一生懸命計算してしまいました。(笑)

 松本莉緒さんのあまりの日焼けぶりにビックリしたのは私だけでしょうか?(笑)

 野際陽子さんはもちろん、池内淳子さんも長山藍子さんもお若くてお綺麗で、75歳以上の役の設定(のはず)なのが信じられないほどです。
 犯行の動機を語る夕陽の中の池内淳子さんとそれを見守る長山藍子さんはうっとり見とれるほど美しく輝いていました。今夜の「耳なし芳一からの手紙」は女優陣の競演で、中村俊介さんはタジタジかな。

 50年以上、裏切られ続け、踏みつけにされ続けた怒り、悲しみ、憤り。50年以上、胸に秘め続け、愛し続けている(最初の)夫。胸が痛い。

 

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2008年1月10日 (木)

裾上げ

 仕事で必要に迫られてスーツを買ったはいいものの…その、パンツの丈が長すぎます。(:_;)
 泣く泣く裾を5cmも!切って裾上げしました。
 しかも母から「私がパソコンするのが大変なのが分かるでしょ!」と逆襲されながら、平身低頭で教えを乞いながら自分でまつり縫いしました。うぅ~、2時間以上かかりました~!普通はどのくらいでできるもの?2時間はかからないですよね、きっと。肩こりました。あ~やでやで目も痛いし疲れました。

 しか~し!これで終わりではないのです。まだスカートの裾上げが残っています。しかもスカートの方が切る丈が長いのです。まあ、スカート丈を短くするのですから、切る長さが短くても長くてもまつる長さは一緒で、パンツよりも長いのは確かです。いつ終わることやら……。

 えっと、こちらで読了報告してしまいます。

 年末年始のお休みで、畠中恵さん+柴田ゆうさん著、バーチャル長崎屋奉公人編「しゃばけ読本」と新井素子さんのエッセイ「今日もいい天気」を読みました。

 「しゃばけ読本」は11月にテレビドラマ化されたのでその教本で出版されたのかな。テレビドラマのキャストの皆さんの対談や畠中さんと一太郎役の手越さんの対談がありましたから、ドラマを見る前に読むとよかったのかもしれません。あとで読んでもこの手の本にしては充分面白かったです。特にお江戸の豆知識みたいなのがダントツでお気に入りです。

 新井素子さんの「今日もいい天気」エッセイを読んだのは久しぶりかな。身近によくある話題がいくつもあり、周囲を見回して微笑・爆笑・苦笑の連続でした。まあねぇ、そんなものですよ。本当にどこにでもあることです。はい。
 ということでお勧めの一冊です。

 

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2007年12月25日 (火)

「走れ、真実への細き途」読了

 本宮ことはさん著「走れ、真実への細き途(幻獣降臨譚7)」読み終わりました。

 読み終わって最初に思ったこと、それは「こんなに簡単に光焰を自由に操れる方法を得ていいの?!」でした。

 まあ、霊獣グリフォンを使役する“聖なるシエネスティータ”に会うためにかなり危ない橋を渡っているので、“こんなに簡単に”は語弊があるかもしれません。しれませんが、シエネスティータ姫に会って、アリアが手を取り合える人間だとシエネスティータ姫が認めたことで光焰にかけられていた封印が解けるとは思ってもいませんでした。

 もうちょっとこうアリアが守護幻獣を使役するために何か…修行というのは変ですけど、何かしらの努力を必要としていると思ってました。まぁ、守護幻獣を使役するために修行する様は小説には向かないでしょうし、話しも進みませんものね。落ち着きどころといえば言えるのでしょう。

 自分の気持ちをやっとシェナンも把握したところで、恋の行方はどう進むのか。

 そして契約の門からアリアと光焰はどこに出たのか。

 物語は“転”を向えたのでしょうか。

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2007年12月13日 (木)

「魍魎の都 姫様、出番ですよ」 読了

 本宮ことはさん著 「魍魎の都 姫様、出番ですよ」 読み終わりました。

 「されど月に手は届かず 魍魎の都」の本編です。本編が番外編より後の発刊です。面白い試みですね。
 「されど…」の方はイラストがもろシリアスでしたので手にとらず、この「姫様、…」のポップな表紙に魅かれて読むことにし、まずは発売の順番どおりに「されど…」から読みました。

 う~ん、どちらから読んでもいいかもしれません。諾子と則光の出会いのシーンは、「されど…」が則光目線、「姫様、…」が諾子目線で描かれていて、あとから読むほうが、ふ~んこういう気持ちで応対してたんだぁって知る感じですか。

 私的にはポップで元気で弾けた諾子ちゃんの本編のほうが読み易いかなぁ。猫又の綾ちゃん(くん、かな)もプリティで可愛いし。</