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書籍・雑誌

2019年6月18日 (火)

紅霞後宮物語 第十幕

 
 雪村花菜さん著「紅霞後宮物語 第十幕」を読みました。
 
 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。
 
 
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 琮尚書引退の関係で、皇族から新たに妃嬪が後宮に入宮することになった。この茄王の長女が後宮入りの直前に死亡してしまったため、次女の仙蛾が後宮入り。
 
 ここから、またまた後宮で波乱が始まった。
 
 当初は小玉に協力的に見えた仙蛾だが、文林を巡って小玉らと対立。
 
 すると小玉の宮である紅霞宮に仕える女官たちが、続々と原因不明の病に伏せることになる。
 伝染病を疑った小玉に、侍医は毒ではないかとの見方を示す。
 
 
 お化粧の研究に励んだという仙蛾なので、その関係から私は勝手に皮膚吸収型の毒を用いたのかなぁ~と思っていたら、尚宮の麗丹は紅霞宮の水を疑っていた。小玉に離宮への保養を勧めて、その間に自分と罪人を使って人体実験。麗丹もおよそ分かりにくい性格だなぁ~。私はこういうキャラ、結構好きだけど(笑)
 
 小玉に毒を盛るくらいなので、仙蛾の姉が病弱だったり、後宮に入る直前に死んだりも実は仙蛾が姉に一服盛ったのではないかとまで思ってしまったり(^_^;)
 
 小玉も戦がないときは、後宮の妃嬪に頻繁に毒を盛られていて、たいへんな日常。
 
 
 この巻では、康の女王が第一子(女子)出産後に死亡したり、寛では康女王の叔母が寛の皇帝の長男を出産して、邪魔な寛の皇太后と皇后を暗殺したりと周辺国でも穏やかではないこと続き。
 
 寛の皇后は実は密かに逃げて、凰の潜伏先で凰と出会ってしまったり…。凰は前巻のラストで生き延びて、フェードアウトしてこのままひっそりと静かに暮らして欲しかったのになぁ。寛の皇后と会ってしまったら、そうもいかない予感がプンプン。小説なのだから仕方がないのかなぁ。
 
 この巻の唯一の朗報は、雅媛が無事に男子を出産したことかなぁ。雅媛もいろいろ今後について考えを巡らせているようで、これはこれでどうなっていくのか、どうしていくのかが楽しみな展開。
 
 さて、次巻でどう展開してオチがつくのか楽しみです。
 

2019年6月11日 (火)

十二国記新刊

 
 十二国記の新刊が、全4巻で今年2019年の10月、11月の2か月連続刊行されるそうです。
 
 十二国記新潮社公式サイトに掲載されているのを今更ながら気がつきました。遅いな>自分
 
 1、2巻が10月12日(土)発売
 3、4巻が11月9日(土)発売
 
 全4巻。大長編です。戴国の続きの物語だそうです。戴に帰った泰麒たちがどうなったのかが描かれるのですね。今からわくわくしています。きっと陽子や尚隆や景麒や延麒にも会えるはず。

 予約しようかな。どうしようかな。
 

2019年5月 1日 (水)

「大富豪同心」 読了

 
 幡大介さん著「大富豪同心」を読みました。「大富豪同心」は、大富豪同心シリーズとして続刊が何冊も出ています。ここでは、あくまでもシリーズ第1作目の「大富豪同心」を読んでの感想です。
 
 ネタバレありの感想ですので、未読の方はご注意ください。
 
 
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 江戸でも有数の大店三国屋の主の孫息子(長男の末っ子)の卯之吉は、お金はあるけれどするべき仕事がないので、ありあまるお金で放蕩三昧。
 
 商才があるとも思えない卯之吉の将来を案じた三国屋が、金に物を言わせて町奉行所の同心株を買い、卯之吉は町方の同心になる。
 
 同心なので、事件が起これば現場に出動し、事件解決に乗り出すことになる。やる気もなにもない卯之吉だが、放蕩していたときの幅広い人脈と、放蕩時代に医術の修練をしていたときの知識と助けた人の感謝からの助力と、周囲の人の勘違いにより、なぜか大物と誤解されていく。
 
 「大富豪同心」は、自分で考えたり、大金を使ったりして情報を集めるよりも、周囲が卯之吉に頼まれなくても助力して(祖父の三国屋との金銭関係のある用心棒もいるけれど)情報収集した結果、卯之吉が事件解決したことになったり、江戸でもトップクラスの剣豪と言われたり。
 
 あまり堅苦しく考えずに、するっと読める作品でした。
 
 これがテレビドラマ化されて、どんな作品になるのかなぁ。
 

2019年2月16日 (土)

紅霞後宮物語 第九幕

 
 雪村花菜さん著「紅霞後宮物語 第九幕」を読みました。
 
 ネタバレな感想ですので、未読の方はご注意ください。
 
 
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 康と寛との戦の後、梅花が他界した後から始まる物語。
 
 梅花が他界したため、それまでは梅花の手中で全てが統括されていたものが、いろいろと綻び、機能しなくなり、小玉たちの仕事が増えました。
 
 祖父の司馬元尚書に殺されたはずの鳳の生存説が流れ、司馬元尚書が内乱を画策し始めます。司馬元尚書に力添えしているのは、金母の残党で、後ろでそれを操っているのは康の女王の大叔父でした。
 司馬元尚書の内乱の画策は、本当は生きている鳳を、完全に“死んだものとする”ため。生きている司馬元尚書が担ぎ出すべき皇子の鳳を担ぎ出さずに内乱が失敗して死ぬことにより、鳳が死んだことを周知の事実とするためでした。
 
 文林は三男の鴻を皇太子に立て、鴻は小玉の元を離れて東宮へ。鴻が太子となったことで、流布されるいろいろなことに傷つく小玉。
 
 小玉の足を引っ張ろうとする妃嬪が増えるとともに、小玉を慕う妃嬪が減り、後宮では事件が続発し、真桂が足をさらわれて才人に降格。
 
 王太妃が小玉を訪れるさい、真桂を同行し、真桂は生命の危機との綱渡りをしながら、皇后=小玉に話す。そして、それは小玉の心に響く。それは王太妃の期待以上の効果で、小玉は真桂を“友”とした。
 
 
 司馬元尚書は、ダメダメな人だったけど、娘と孫は本当に愛していたのですね。孫を生かすために死んだことにするために、自分の生命をかけました。最後の最後の仕事だけはきっちりと果たしてこの世を去りました。そして、自分があれほど欲しかったものが祖父から与えられていたことを祖父が死んでから初めて知った鳳。鳳は寛で、これからひっそりと普通に一人の人間としての人生を歩めるのでしょうか。
 
 梅花は登場シーンもさほど多くはなかったですけれど、物語の裏で小玉を支えていたキャラクターでした。そのキャラが亡くなったことで機能しなくなるアレコレ。これから、それがどうなっていくのでしょうか。
 
 太子となると小玉と離れて住まなくてはならないため、泣いて断固拒否する鴻。
 その鴻を説得したのは、他ならぬ文林でした。その説得の趣旨は、「自分(文林)に何かあったときに小玉を守る力を得るために太子(将来的に皇帝)になれ」でした。そして、それを納得して受け入れた鴻。
 私的な鴻のイメージは、泣きべそをかきながらぬいぐるみの耳を持ってぬいぐるみを引っ張って歩く幼児でした。それが、文林の言葉を理解して太子になる決断をするほどに成長していたのですね。いつの間にか小説世界でも鴻がこんなに成長するほどに時間が経っていたとは…。
 
 紅霞物語。第二章スタートのこの巻。いろいろと登場人物の世界も変わりつつあります。
 

2018年11月28日 (水)

「むすびつき」 読了

 
 畠中恵さん著「むすびつき」を読みました。
 
 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。
 
 
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 「むすびつき」のテーマは輪廻転生、生まれ変わり。
 
 若だんなの前世の物語もあったりして、若だんなが己の前世やこれからを考えたりしています。
 
 若だんなは人間である自分の時間と妖たちの時間が違うことに、改めて思い至り、それでも妖たちと一緒にいたい、生まれ変わっても一緒にいたいと思っています。
 
 若だんなの前世。生まれ変わり。
 
 若だんなと過ごす時間のタイムリミットが刻々と近づいてくるような不安を覚えてしまいました。
 

2018年10月16日 (火)

2人の過誤

 
 雪村花菜さん著「紅霞後宮物語 第零幕三、2人の過誤」を読みました。
 
 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。
 
 
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 物語の冒頭は、本編で何回か何行かでさらっと語られている小玉と文林の酒に酔った勢いでの一夜が明けたところです。なんだか、すでにここからもう2人はかみ合っていない。同じものに向き合っているのに視点が違う…的な?
 そこから、小玉は文林をかばった件で、帝姫付きの武官(昇格)に飛ばされたり、地方へ左遷(降格)されたりと波乱怒涛。
 
 いやがらせのはずの帝姫付きの武官になったために、小玉と帝姫(本編の王太妃)が出会い、小玉は帝姫に懐かれて、将来にものすごく役立つ…本人は望んでいないかも…プラスの人脈を手に入れました。
 
 地方への左遷も小玉のリセットになったので、ある意味プラスに働いていたりしました。
 
 1年経ずに小玉が帝都に呼び戻されたのは、事情を知った文林が暗躍したため。
 
 事情を知って、おそらく文林は小玉を地方に飛ばした輩の悪行の証拠を握って皇太子を動かしたのでしょう。皇太子は英明設定なので、いかに大叔父が動いたとしても証拠がなければ処断はしなさそうなので、きっと文林は証拠をつかんだはず。文林は、そういうことが得意そうだし…。
 
 そして、ラスト、小玉のお母さんが亡くなり、小玉は軍に入って以来初めて故郷へ旅立って行きました。
 
 この巻で、清喜が初登場。左遷されて赴任した地方で小玉付きの従卒として登場しました。本編よりも若いはずなのに、キャラがすっかり出来きっているのがスゴイ。
 
 「第零幕 二、運命の胎動」が発刊されたのが1年前で、そのときに読んだきりですので、か~な~り~前巻のお話しを忘れていて、はて?前はどんな展開だったっけ?と思いながら読みました(^_^;)
 
 小玉お悩み編?
 

2018年10月12日 (金)

「お互い40代婚」 読了

 
 たかぎなおこさん著のコミックエッセイ「お互い40代婚」を読みました。
 
 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。
 
 
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 たかぎなおこさんの39歳から43歳のころまでの約4年間を描いた作品。
 
 この期間に、たかぎさんに出会いと結婚、出産と人生の大きなターニングポイントを迎えていました。
 
 たかぎさんのコミックエッセイを読みだしてから、5、6年くらいでしょうか。
 この作品を読みながら、気分は、遠い親戚か、ご近所さん(笑)
 
 20年近い”ひとりぐらし”から、”ふたりぐらし”、そして”さんにんぐらし”。
 今までの生活パターンが変わって、大変だったこと、楽しかったこと、そして、赤ちゃんが生まれるまでのあれこれと、産むときのエピソードと生まれからの生活。
 
 そんなこんなが、たかぎさん独特の温かい語りで描かれた、ほっこりな1冊です。
 
 それにしても、カニに速攻飛びつく加藤さん。いつもながらステキです( ´艸`)プププ
 

2018年9月 1日 (土)

「鈴木みきのぐるぐる山想記」 読了

 
 鈴木みきさん著のコミックエッセイ「鈴木みきのぐるぐる山想記 山頂を目指すだけじゃない山の18項」を読みました。
 
 山のHOWTO本でもなく、コース紹介、装備紹介でもなく、鈴木みきさんが山について、山と関連したことについて、山に関連したものについて、想うところを綴った1冊です。
 
 山行の道連れにして山で読むのもよし、下山後にご褒美のおいしいものを食べながらまったり読むのもよし、計画を立てている途中に読むのもよし、いつでも、どこでも、読むと山に想いをはせられる本。
 
  一番のお気に入りは、“こんな山小屋やってみたい妄想山荘 鈴木小屋”。
 鈴木小屋があったら、自分の分の1合とみきさんの分の1号の合計2号のお米と、みきさんの晩酌用に私お手製の梅酒を500mlペットボトルに入れて、ついでに、みきさんの新刊をリュックに忍ばせて喜んで伺います。この場合の山行の目的は山頂ではなく鈴木小屋に行くこと。こんな山小屋があったら、楽しいだろうなぁ。みきさん、いつか実現してくださいませませ♪
 
 二番目のお気に入りは、“物件的山小屋”。なろほどね~と、思わずうなずいて納得。
 
 楽しく読みました。
 
 

2018年8月16日 (木)

「台湾観光ツアーバスでいこう!」 読了

 
 おがたちえさん著のコミックエッセイ「台湾観光ツアーバスでいこう!」を読みました。
 
 著者であるおがたさんが、監修の台北ナビのスタッフさんと一緒に台湾観光ツアーバスに乗って、観光をした実体験をコミックエッセイにしたものです。
 
 台湾観光ツアーバスは、いわゆる”はとバス”。現地発着の地元の観光バスで、外国人観光客だけではなく、台湾の方も利用しているそうです。
 
 おがたさんが実際にツアーバスに乗って観光しているので、リアルな体験談、感想が書いてあって、とても興味深く読みました。
 
 個人で公共交通機関を利用して回るのも大変なところでもツアーバスを利用すれば、ガイドさん付きで安心、安全に回れていいかもしれません。
 宿泊ホテルや駅に送迎してくれるのも安心かなぁ。
 
 今回読んだ中では、台中の1日観光ツアーがインスタ映えツアーで、参加したら面白そう♪
 ただ、台中発着ですので、台北から台中へは自力で移動する必要あり。自力で台湾新幹線のチケットを買って乗車できるかどうかがキイポイントになりそうです。
 
 台北周辺の1日ツアーや半日ツアーもいくつもあるようですので、自分の興味に合わせてセレクトもできそうです。
 
 観光名所で寄ったところのワンポイントアドバイスもありますので、ツアーバスを利用しなくても、台湾の観光名所のガイドブックとしてもナイス。
 
 ツアーでも個人旅行でも、台湾旅行へ行く前に、ぜひ読みたい1冊です。
 
 

2018年8月13日 (月)

「おまつり万歳!」 読了

 
 たかぎなおこさん著のコミックエッセイ「おまつり万歳! 日本全国、四季のまつりとご当地ごはん」を読みました。
 
 たかぎさんと担当編集者さん、または、たかぎさんとたかぎさんのご夫君さんのコンビで各地のおまつりを訪ね、おまつりの模様とご当地の風情、おいしい食べ物、お酒を楽しんだり、食べたり、飲んだりしたコミックエッセイ。
 
 たかぎさんのコミックエッセイを読んだのは、ちょっとお久しぶりな気がします。
 
 独特なほんわりした作風で、美味しいものやおもしろいもの、おもしろいことに積極的にアタックしていて、読んでいて、行ってみたい、食べて見たいと思います。お酒は~、私はお酒が飲めないので、飲んでみたい、は、なしです(笑)
 
 お花のおまつりは、やはり時期が合う、合わせるのが難しいですね。近場で日帰りができる場所なら、何とか…それでも、土日に合わせようとすると近場でも難しいです…なるかもしれませんが、交通機関と宿泊先の予約が伴うとなると、若干のズレは致し方なし!と割り切らないと、な感じになってしまいます。
 たかぎさんと担当者さんの弘前リベンジはあるのでしょうか?もし、リベンジしたら、ぜひ何かの媒体でコミックエッセイを発表していただきたいです。
 それにしても、たかぎさんの胃袋はどうなっているのかなぁ。胃が四次元ポケットだったりとか?あんなに食べて飲めるとは…。
 
 クスッと笑ったり、突っ込んだり、笑顔で読めました。
 
 

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