月曜ゴールデン 浅見光彦シリーズ25 「姫島殺人事件」 TBSなので沢村一樹さん主演のシリーズです。
中瀬古朝子の家が内田康夫さんの原作のお土産物屋さんから宿屋さんに変更になっているのは、この際、小さな変更。
属優貴男が登場したときは、あまりの優貴男の若さに思わずのけ反ってしまいました。(笑) たしか優貴男は40歳前後の設定だったはず。
原作では名前は当初から出ていながら、その姿は最後の最後まで表れなかった、属家の大庄屋さんが今回は冒頭から登場していて、杖代わりに金属バットまで使ってたりして……。
さすがテレビの伏線です。
浅見家では陽一郎さんを除いた皆さまの前で中瀬古さんご夫妻が光彦に「朝子を貰ってください。」と親御さんが逆ポロポーズ。雪江お母さまも和子お義姉さまも喜色満面。
その後、朝子さんから光彦に電話がかかってきて、出る前に髪の毛を撫で付けるテレテレの光彦がほのぼの感を醸し出している。
このご一家の雰囲気、本当に好きです。
しかし、今光彦が逆プロポーズされるのに「おめでとうございます」って、全然やきもちの気配も見せないのはいいのか、須美ちゃん?
駐在所のご夫妻の新婚さんが初々しくて可~愛いい☆いや~、この奥さん、いい味だしてます。駐在さんはしっかりお尻に敷かれて幸せそう。そんな2人を見ていた光彦が「結婚したくなりました。」って本音かな。
日出生台の件、が“廃棄物処理場”建設になってました。原作では、某国基地移転問題でした。さすがにこの手の政治・基地問題は難しいのでどう描くのかと思っていたら、廃棄物処理場に変更しましたか。
それにしても耶馬溪-笠原ラインに辿りつくのが早い早い、それこそ発想の飛躍の連続です。中瀬古さんと姫島に遺体が漂着した浦本さんが知り合いなのも、浦本さんの撮った写真に写っている中瀬古さんを浦本さんの娘さんが覚えていたり、急展開の連続。
三宅代議士の秘書の須藤さんと光彦の対決シーンも唐突感が否めません。
浦本さん事件に関しては動機は日出生台の利権絡みでディベロッパーの笠原が犯人。でも、属優貴男事件に関しては…。
属家を守るため、朝子さんを守るため、属優貴男の姉婿さんと中瀬古さんが共謀し、あろうことか光彦はじめ浅見家の方々をアリバイ証人にして、アリバイトリックを謀った2人。
当初はこの2人を犯人と推理して問い詰めた光彦ですけど、2人の様子に違和感を覚え、改めて考えをめぐらすと、もう1人、犯人に該当する人物がいました。そこへ、その人物自ら登場。
そう、真犯人は属優貴男の実父である属家の大庄屋さんであり、家族のため、姫島のため、属家のため、息子の優貴男を愛するが故に行った犯行だったのです。
この「姫島殺人事件」の大きなテーマのひとつが、“家族の愛”だそうです。
属家の家族、中瀬古家の家族、浦本家の家族。どの家族も家族を深く愛している。(この場合、殺害された属優貴男に関しては家族を愛していたかは?ですが) それゆえに今回の殺人事件が発生してしまったとも言える。哀しくて愛しくて切ない。
ラストの恋の行方は、宿屋の女将を継ぐという朝子さんに「結婚してご家族で」と言われて光彦は撃沈。浅見家の食卓で皆さんに問い詰められて、オヤジなギャグで言い逃れしようとする。いつものことながら苦しいですな、光彦。
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