ギリシャで今月23日に発生した山火事が未だに消火されないどころか、おりからの猛暑で空気が乾燥しているためギリシャ全土に波及し、あろうことかその一部は放火だということです。
ニュースでオリンピア博物館内部から外部を映した構図で、目前まで煙が迫っている映像が放送されました。幸いにもオリンピア博物館目前に迫った火災は消火されたそうですが、オリンピア博物館は5年前にギリシャを訪れた際に見学している博物館であり、その映像を見た途端、ペロポネソス半島のどこだか判らなかったギリシャの山火事が一気に現実味が大きな話題になりました。
オリンピア博物館からオリンピア遺跡までは徒歩で数分だったと記憶しています。ということは、オリンピア博物館の目前まで火が迫ったということはつまりオリンピア遺跡の目前まで火が迫ったと言うに等しいことでしょう。
オリンピア遺跡は、古代オリンピックの発祥の地であり、ギリシャのみならず世界全体の大切な遺産です。(世界遺産にも登録されています)
そのオリンピア遺跡に火が迫るなんて何てことでしょう。
山火事も遺跡も失われたらもう2度と元には戻らないのです。それが自然発火ならまだ「時の流れ」と受け止められないこともないですけど、一部は放火で失われようとしています。
また死者の方も60人を超え、ギリシャ政府は非常事態宣言を出して近隣のイタリア、フランスの協力を得て消火活動をしており、火災の被害を拡大させている放火の犯人逮捕(既に複数が逮捕されているようですけれど、もっといるということでしょう)につながる有力情報の提供には1億6000万円(100万ユーロ)の報奨金を出すことを明らかにしたそうです。
1日も早く山火事が鎮火することと、この不埒極まりない放火犯人が逮捕されることを願って止みません。
最近のコメント