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アニメ・コミック

2018年3月22日 (木)

「おちくぼ」5巻

 

 山内直実さんのコミックス「おちくぼ」の5巻を読みました。

 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 

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 典薬助(てんやくのすけ)に迫られるも、姫とあこきは知恵と力を振り絞り&協力しあって何とか2晩をしのぎ切り、3日目に姫は少将に救出されました。閉じ込められている間、心細く、典薬助に迫られて恐怖を味わう中、姫は少将への気持ちを自覚。

 姫は少将に救出された後、少将の二条の別邸に迎えられ、その邸の女主人となり、あこきは衛門と名を変えて、女主人となった姫=これからは北の方の一の女房になりました。

 

 最初のチャラ男はどこへやら、今回の少将は一途で情熱的な出来る男でした。姫を救出するときの、素早く的確な指示や行動は、さすが!出世頭な有能な公達ぶり。惟成もそれを助けて活躍。あこきではないけれど、姫の恋文を落とした失敗をチャラにする働きでした。

 二条邸で北の方としての暮らしは、少将や邸のみなに大切にされ、大切にされるにふさわしい北の方になろうとする心で、自信を取り戻しているように見えます。

 あこぎ改め衛門も、脱出時の惟成の活躍に、そろそろ結婚してもいいかなぁといい感じ。
 
 今回が、この物語中、最もダイナミックかつ大きな動きのある巻でした。

 今秋に発売予定の次巻が最終巻。完結とのことです。まぁ、この後は、ね(^_^;) 原作を読んでいるので、先が分かっています。
 

2018年2月 9日 (金)

「とりかえ・ばや」 13巻

 さいとうちほさん著のコミック「とりかえ・ばや」の13巻を読みました。

 以下、ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 
 
 
 

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 吉野の宮さまは銀覚への呪詛返しで昏倒。

 幻覚は、銀覚の復讐のため右大臣邸に火を放ったうえに梅壺の女御と側近の自序を拉致って内裏へ潜入し、承香殿で沙羅を待ち伏せして絞め殺そうとするも、沙羅の反撃にあい、沙羅に刀で背中を刺される。幻覚は背中を刺されながらもしぶとく承香殿にも火を放ち、その火が燃え広がって内裏は大混乱に。

 混乱を鎮めるために睡蓮の直衣を着て右大将になりすましてあちこちで指揮する沙羅は帝の御前で睡蓮の右大将と鉢合わせする。全てを悟る帝。

 沙羅と睡蓮のとりかえを胸の内に収めて2人を許す帝。

 沙羅は帝の女御になり、若君を出産。それを期に沙羅は女御から中宮になり若君が東宮に立つ。睡蓮も昇進して右大将兼内大臣に。

 梅壺の女御は出家。弓弦親王は東宮のよき臣下になるようにと、右大臣家に託され、梅壺が母代わりとなる。

 朱雀院の一の姫宮(元女東宮)と睡蓮の右大将との婚姻も許される。

 沙羅は3男1女(東宮含む)の母となり、睡蓮と朱雀院の一の姫宮も男君に恵まれ、左大臣家では、沙羅の内親王が元気に泣き虫の睡蓮の息子と遊んでいるという、いつかどこかで見たようなシーンの再現(笑)

 大団円で物語は終わりました。

 

 銀覚、幻覚は、原作の古典の現代語訳を読んだ限りでは登場していないと記憶しているので、終盤はオリジナルのストーリー展開だったのではないかと思います。

 ラストは、沙羅、睡蓮、帝、朱雀院の一の姫宮のハッピーエンドでよかったです♪

 吉野の宮さまと五節の尚侍(右大臣の三の姫)が、何だか上手くいきそう=ラブラブな予感は、予想外な展開でした。五節の尚侍のキャラがスゴク好きだったので、彼女には幸せになって欲しいですし、吉野の宮さまにも呪縛から解き放たれた新しい人生を送って欲しいので、これは嬉しい展開でした。
 
 幸薄い&影の薄いキャラの朱雀院さまも吉野の宮さまとの対面のシーンでは、さすがの器の大きさを見せ、その存在感を示されました。

 銀覚から渡された護符の数珠を祓って、迷いも祓われたのか、梅壺の女御も出家して、すっきりと新しい人生に踏み出しました。帝を慕ったのと、御子を生まなくてはの一念が彼女の気持ちを苦しいものにしていたのかなぁ。弓弦親王に“母上”と呼ばれたときは、本当に幸せそうな表情でした。彼女は、本当に“母”になりたかっただけなのかもしれません。きっと弓弦親王のよい母、弓弦親王とよい母子になると信じています。

 睡蓮が書いた沙羅と睡蓮の物語は、仮名文字の平安文学=古典の「とりかへばや物語」になっていくのでしょうか。

 

2018年1月10日 (水)

7SEEDS外伝

 

 田村由美さん著「7seeds(セブンシーズ)外伝」を読みました。

 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 

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 「7SEEDS」35巻で長い物語にピリオドを打った「7SEEDS」。

 「7SEEDS」35巻のラストから数週間?数か月?そのくらい後から「7SEEDS外伝」はスタートします。

 年単位は経っていないので、本当に彼らが出逢って地上に脱出して、佐渡で定常生活を始める最初の一歩を描いています。

 安居と涼以外の春夏秋冬(夏はA・Bの2チーム)の5チームが共に生活を始めます。

 これまでのチームから、生活を送るために必要なチームわけ。海、空、家etc。

 それぞれの得意分野で力を合わせて生活の基盤作り。

 家を作る担当のお蘭さんと虹子さんの関係が好きです~♪いいなぁ、この2人(*^^*)

 

 安居と涼は、牡丹姐さんに船を借りる許可をもらい出航します。外国で、何年、何十年かかっても方舟を開けられる人を探して戻って来ると約束して。
 涼について行くまつりちゃん。

 ラストシーンには子供たちが楽しそうに駆けるたくさんの足。

 

 安居と涼とまつりちゃんは、何年か何十年か、どのくらいかかったかは分からないけれど、方舟を開けて、方舟に眠る子供たちを解凍できる人を見つけて戻って来たのでしょう。そして、そのときは、みんなも安居と涼を迎え入れたのでしょう。きっと。

 

 未来にやってきた彼らが、未来へ向かって踏み出した1冊。

 

2017年8月12日 (土)

「とりかえ・ばや」 12巻

 

 さいとうちほさん著のコミック「とりかえ・ばや」の12巻を読みました。

 以下、ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 
 
 
 

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 梅壺女御は、沙羅と睡蓮が入れ替わっているのではないかとの疑念を帝へ耳打ち。

 流刑にされた銀覚は、逆恨みか、己の野望が果たせなかった恨みか、帝や沙羅を始め、己の野望を果たすのを邪魔した人々へ呪詛を始める。

 銀覚の呪詛により、院が病に倒れたり、関白左大臣(沙羅や睡蓮の父)が刺客に襲われたりと、都に不穏な空気が立ち込める。

 帝がなかなか真偽を明らかにしないのに焦れて実力行使に出るも失敗。

 幻覚という僧侶が右大臣に取り入り、宮中に入り込む。
 幻覚は、銀覚に拾われ、銀覚を父とも母とも慕う弟子であり、師の敵討ちを企んでいる。
 幻覚に操られ帝を襲う弓弦親王。間一髪のところで、沙羅と式部卿の宮が救けに入る。

 吉野の宮の呪詛返しに倒れる銀覚。

 銀覚が倒れたのを感知する幻覚。

 

 ここで、次巻に続く。

 
 
 
 

 梅壺さんは諦めません。証拠は“女の勘”。それは大変すばらしい勘だと思いますが、ことここに至っては往生際が良くないとしか思えず、誠に残念なお方。
 帝の梅壺さんのお話に対する評価は、“悪い方ではないのだが”が、帝の梅壺さんへの気持ちを言い表しています。これ、絶対に妻への想いじゃないですよね。帝は梅壺さんからは気持ちが離れているのでしょう。

 銀覚は、何をどこまで求めてそこまでするのか。理由がイマイチ理解できません。幻覚さんの行動もねぇ~、それって逆恨みじゃない?な動機ですし。

 東宮の位を退いた朱雀院の女一の宮様の態度と心がけが、ものすごっく立派で

 梅壺さんもどこかで身の処し方を考えた方がよりのでは?
 同じ姉妹でも、波乱万丈、自身が暴走したともいえる行動の末に愛する夫と2人の子供を得た四の君や、必死に前向きに生きて仕えたいと思える主人である朱雀院の女一の宮様に出逢えて沙羅という友を得た三の君とは好対照です。三の君のキャラ、私は好きです。

 帝を救けたときの式部卿の宮様、良く言えばミステリアス、ちょっと斜めに考えると腹に一物ありそうで、スーパーできるカッコイイ男でした。
 
 銀覚に呪詛返しする吉野の宮様も、迫力あるたたみかけでした。
 
 今回は、仕事のできるおじさまたちが大活躍♪
  

 沙羅も睡蓮も帝に入れ替わりを知られて、一度は出家も考えますが、とことん仕えたい相手に全力で尽くして、出家はそれからと思いとどまります。そこから、2人は呪縛を解くために、どう行動していくのか。この先が楽しみです。

 それにしても石蕗くん、今回は道化だったような気が…。

 

2017年8月10日 (木)

7SEEDS35

 

 田村由美さん著「7SEEDS」(セブンシーズ)の35巻を読みました。

 以下、ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 
 
 
 

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 まずは簡単なあらすじ。

 地下からの脱出をそれぞれの方法で試みる。
 蜘蛛の糸に絡めとられていた方舟は、スクリューの動かし方を“右”と“左”の文字の書き順から右と判断したナツの機転で無事にスクリューが動いて脱出。
 角又、ハル、小瑠璃らはケーブルカーで上昇開始。ケーブルカーを動かして、ひばりもコントロールルームを離れて脱出開始。
 茂とともに上に向かう安居、涼、まつり。涼はまつりのことを「こいつはオレには必要だ」と断言する。
 崩落が続く地下で身動きが取れなくなりつつある嵐は縦抗を目指す。
 茜、刈田、源五郎は流星とくるみ&新と合流。脱出する道を探す途中で、刈田さんは血のついている手袋を発見。その先に目をやり、目にしたものは蟻?蟻の巣?それとも…。源五郎にどうしたと問われて、呆然とした顔で「なんでもない」と刈田は答え、こちらも脱出開始。
 ケーブルカーは半分を少し登ったところで停止。そこからは徒歩。小瑠璃は縦抗に向かった嵐を救うためにパラグライダーで飛び立つ。それは、以前、間に合わなくて救えなかった仲間を、今度こそ間に合わせて救うため。
 地上で何日かぶりかで太陽を目にしたみんな。地下に潜ったメンバーのうち、そこに百舌の姿だけがなかった。

 そして、地上で今日の次に、当たり前に明日を迎えるために、今日を精一杯動き出したみんな。

 「7SEEDS」、長かったようで短い、短かったようで長い“旅”はここで幕を閉じ、これからは“暮らし”、“生活”が始まる。

 

 百舌さんは、おそらく前巻で蟻と闘い力尽きたのではないかと…。力尽きた姿を刈田さんが気がついたか目にしたか…。知っているのは刈田さんだけ。

 まつりちゃん、よかったね。普通に好きって言われるよりも、ずっと切実で大切で重要で何にも代えがたい言葉だし、そんな存在になれたんだね。ずっと涼を見続けて、言い難い、普通だったら言葉を飲んでしまうことでも、涼のことを思って良かれと思って指摘した思いの深さ、つまり自分自身の言葉で、己の思いを相手の心に刻んだんだね。

 そして、角又、いつか方舟に眠る子供たちを解凍できるようになって、子供と対面できるといいね。

 ナツはこの世界で目覚めたときから、ずっと大きくなりました。
 蝉丸もいい漢になったかな。

 安吾も茂とのことに区切りをつけられたのかな。

 涼もよかったね。いい人に好きになってもらえて。その大切さに気付けて。

 新巻さんも美鶴さんや吹雪への想いで囚われていた心から解放されて、未来に目を向けられるでしょう。

 小瑠璃も今回は間に合って嵐を救え、呪縛から解き放たれたでしょう。

 花と嵐は再会。たくさんの想いを抱えて再会し、そしてこれからどんな想いを抱いて生きていくのか。

 

 みんなみんな、昨日から旅立ち、新たな今日を得て、明日へ向かって歩き出しました。

 

2017年7月 2日 (日)

7SEEDS34

 

 田村由美さん著「7SEEDS」(セブンシーズ)の34巻を読みました。

 以下、ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 
 
 
 

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 まずは簡単なあらすじ。

 蜘蛛たちから逃れて何とか方舟を浮上させることに成功した花、ナツ、蝉丸、朔也。だが、天井のハッチが開かない。天井のハッチの開閉装置が脱出途中にあったことを思い出した嵐が天井のハッチを開けるために戻ってスイッチON。天井のハッチは開いたが、方舟は蜘蛛たちの糸が絡みつきがんじがらめになっていて、それ以上浮上できない。困り果て、それでも方策をを考える花たち。

 他のメンバーたちもそれぞれがそれぞれの方法で脱出を試みる中、くるみが産気づく。
 鷭ちゃんと藤子ちゃんのお掃除ロボットを介してのアドバイスでなんとか出産。未来で初めての子供、新(あらた)ちゃん=女の子誕生。歓声をあげて喜びを露わにするメンバーたち。
 そんな歓喜の声を聞きながら、くるみたちに迫ろうとしている蟻たちをくるみたちから少しでも遠ざけようと自らを餌にする要さん。

 そこで次巻に続く。

 

 次巻が最終巻。

 
 

 花の行動に対しての涼の一言に対して、まつりちゃんが涼にダメだし。うん、あの涼の言葉は人間として言ってはいけない言葉だと思う。でも、そう思っても、それを面と向かって相手に言うのは勇気がいることで、特にそれが好きな人だったりしたら余計に言いづらいし、言わずにそのままスルーする人が多いと思われることなのに、嫌われてしまうかもしれないのを覚悟の上で、勇気を振り絞って言ったまつりちゃんに拍手を送ります。まつりちゃんもナツもこちらの世界にきていろいろ経験して、しっかりそれを身につけて成長しているのがスゴイです。

 頼りなくてどうなることかと思っていた流星くんもしっかり親になりました。

 鷭ちゃんと藤子さんはナイスコンビネーション。

 ずっと風を気にしている小瑠璃。この風を読んでいるのが次巻で何かのきっかけを生むのかな。そこのところ期待大。

 蟻たちに襲われて満身創痍でフラフラなお蘭さんに肩を貸すのは、地上ではケンカ?腰で建物に関して議論を交わしていた虹子さん。そういう、いわゆるケンカ友達?ケンカするほど仲が良い?心置きなく意見を闘わせられるある意味お互いに大切な人間なのでしょう。こういう人間関係が好きだったりします。

 ひばりちゃんは、のんびりと調整室?にまだいるけれど逃げられるのか?

 角又は、新巻さんに関して洞察力ありすぎ。

 

 16年間に渡った連載も次巻でエンドマーク。番外編はあるようですが、一応のピリオドが打たれるようです。

 16年のうち15年くらいはリアルタイムで追いかけたかなぁ。そんなに長い年月が経っていたのですね。

 7SEEDSのメンバーからすれば未来で過ごした時間は、新巻さんで15年あまり、秋のチームが3年あまり、春と夏はどのくらいなのかな1年くらいなのかな。

 おそらく全員が一堂に会せるであろう次巻。8月に発売だそうです。

 

 楽しみでもあり、ピリオドが打たれる寂しさもあり、そんなえも言われぬ感覚と共に、この1か月少々を過ごすのでしょうか。

 
 

2017年6月20日 (火)

「おちくぼ」4巻

 

 山内直実さんのコミックス「おちくぼ」の4巻を読みました。

 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 

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 北の方に落窪の姫がひどく罵られるのを聞いた少将は、姫への想いを改めて心に誓う。
 姫も少将への想いを自覚するとともに、自分が卑屈な想いを抱き、態度をとることは、自分を大切に思う人々にとっては、ひどい仕打ちなのだと気づく。

 北の方は落窪の姫に恋人がいて、それが惟成ではなく身分のある貴族だと知る。
 激怒した北の方は、中納言に姫に恋人ができて、それは惟成ではないのを知っているのにわざと身分のない惟成を恋人にしたとウソをついて、姫を閉じ込めるのに同意させる。

 姫は物置に閉じ込められ、北の方は北の方の伯父の典薬助(てんやくのすけ)と姫を結婚させて、姫を一生、邸に閉じ込めようと画策する。

 
 

 チャラ男だった少将も姫への想いを胸に刻んで、だいぶたくましくなりました。
 姫もここにきてようやく少将のことが好きだと自覚しましたし。ここから、というところで姫には最大のピンチが襲い掛かります。

 この第4巻で、最も男を上げたのは、三郎君!あの北の方と中納言の間に生まれた御子とは思えないほど良い御子な上に、か~な~り~機転が利く賢いできる子です。見直しました。このまま真っ直ぐに成長して欲しいです(^^)v

 次点は惟成。前巻での失敗(恋文を落とす)を取り返すべく、必死に姫救出のために頭脳をフル回転させる様は、頼もしく思えました。

 あこきと少将は姫が本当に大事で、惟成はあこきが大事で、見ていてほのぼのと嬉しくなってしまうチームワークです。彼らにがんばって姫を救出してもらわなくては。

 

 原作(の現代語訳)を読んでいるのですけれど、この典薬助の登場するくだりは、究極の斜め読み。なぜって、スケベなエロじじいが美しい姫君に迫るシーンなんて、読んでいても美しくないですし~、胸キュンもわくわくどきどきもないのですから~。
 早々にスケベなエロじじいには、次巻で簡単にご退場していただきたいです。

 

 ということで、次巻は、いよいよ姫が中納言邸から、即ち、あの北の方のもとから脱出し、少将とラブラブな生活をスタートさせる巻になるのでしょうか。期待して待っています(*^^*)

 

2017年3月15日 (水)

「とりかえ・ばや」 11巻

 

 さいとうちほさん著のコミック「とりかえ・ばや」の11巻を読みました。

 以下、ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 

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 銀覚の帝、東宮、院への呪詛の証拠は睡蓮の決死の働きで沙羅のもとへ。睡蓮は行方不明に。

 弓弦親王と式部卿の宮への連座を恐れた沙羅は、銀覚の処分は表に出さないように三門へ進言。今上は了承し、銀覚は内密理に遠島処分に。
 東宮は東宮位から降りて、もとの院の一の姫宮に戻る。

 東宮位を降りた前東宮は、吉野の宮と三の姫と睡蓮を探しに吉野へ。光に導かれ、睡蓮発見。2人は想いを伝えあい、睡蓮は蟄居先へ戻り、前東宮は院の御所へ。

 “睡蓮の尚侍”として出仕している沙羅に対して、沙羅双樹の右大将ではないかと疑念が芽生える帝。沙羅が男か女か。睡蓮が男か女か。心は千々に乱れる。

 そして次巻へ。

 

 銀覚の呪詛は、睡蓮の働きで未然に防げて、そちらは一件落着。

 銀覚に確証を握り、罪が暴かれたことを迫る吉野の宮がもの凄い迫力で超かっこよかったぁheart04
 式部卿の宮も謀反とかに加担したわけではないということで、弓弦親王の後見を降りるだけで終わり。弓弦親王はそのまま。ただ、世間的にはもう東宮の芽はない終わった親王扱い。いい子なんだけど、野心や希望を持たれてもなので…。
 いや~、この件で、式部卿の宮とやりとりする関白左大臣(沙羅と睡蓮の父)が、意外(失礼!m(__)m)とできる人で驚きました。いやいや、さすがに沙羅と睡蓮の父上。そうでなくては、ただのいい人なだけで、あの帝が関白左大臣にするわけないか(^_^;)

 前東宮は、もし今、今上に何かあった場合は、中継ぎとして女帝に立ってもらわなくてはならないので、院の御所で当分は独身でいてもらわなくては…と、今上から院へ。
 前東宮と睡蓮の恋が叶うには、まだまだ山あり谷あり。というか、今上に男の子が生まれないと2人の恋は実らないから~、今上と沙羅の恋が上手くいかないと、でしょうね。

 三の姫は、吉野の宮のワイルドな魅力に一目ぼれ?heart01になってしまった模様(笑)
 三の姫、いい人なので幸せになってくれると嬉しいな。

 帝は、睡蓮の尚侍がかつての沙羅双樹の右大将ではないかと気づいて、男なのか女なのか、自分を謀っていたのか、自分は許せるのかと悶々。
 さて、帝はどういう結論を出すか。楽しみ~。ま、流れ的には許してハッピッピheart02と信じています(^^)v

 さて、次巻では、久々に梅壺の女御さまが大活躍の予感(苦笑) 彼女も懲りない方だからなぁ。

 

2017年1月31日 (火)

「おちくぼ」3巻

 

 山内直実さんのコミックス「おちくぼ」の3巻を読みました。

 三日夜の餅(昔々、結婚の3日目の夜に食べたとか)もあこきの叔母さまがご用意くださって、無事にクリア。

 最初は、右近少将をただただ恐怖の対象としていた姫も大分少々に慣れ(?)て、少しずつ好意さえ持つようになりました。

 それにしても姫は徹底的に継母の北の方に、“私はダメな子”、“幸せには成れない子”と擦り込まれているというか、洗脳されているというか、見ていてじれったくなってしまいます。

 コミックスは時間を置いて発行されるのを読んでいるので、それなりに前巻から時間が経っているのですけれど、物語の中の時間進行は、姫と少将が出逢ってまだほんの数日。

 それなのに少将は、これまでの恋人とは綺麗に手を切る速攻プレーをするほど姫に夢中(笑)

 あこきの恋人で少将の乳兄弟でもある惟成くんが、姫から少将への恋文を落としてしまい、継母の北の方の三の姫(ヒロインの姫の異母姉妹)の夫に拾われて、内容が北の方と三の姫に知るところになって大ピ~ンチ!

 これから、北の方の姫をお邸から出さない=一生、邸で縫物をさせて飼い殺しにする作戦が始まります。

 この続きは、次巻の第4巻でのお楽しみ♪

 

2017年1月16日 (月)

7SEEDS33

 

 田村由美さん著「7SEEDS」(セブンシーズ)の33巻を読みました。

 以下、ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

 

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 まずは簡単なあらすじ。

 横穴に退避した花だが、そこも徐々に水位が上がる。花を助けるため手段を探り、実行に移す安居、涼、嵐、新巻さん。新巻さんは「自分だけ生き残った理由」を花を助けるためだという不穏な考えに憑りつかれて暴走。嵐は、それをいち早く察知して新巻さんを助けるために動く。
 新巻さんの行動が功を奏して花は無事に横穴を脱出し、朔也、ナツ、蝉丸と合流。
 新巻さんは力尽きて水に落下。嵐が新巻さんを助けるために飛び込む。
 新巻さんを助けるために嵐が人工呼吸しているところに、あゆ、ハル、小瑠璃、角又が到着。あゆ、小瑠璃も応援して新巻さんは無事蘇生。新巻さん蘇生を角又が全員に”業務連絡”。
 火災発生から逃れるために、全員が地下からの脱出を開始。
 花、朔也、ナツ、蝉丸は方舟の中に。そこには多数のカプセルとその中に眠る子供たち、そして、方舟の中で息絶えた大人たちの遺骸があった。
 方舟を使っての花たちの脱出が始まった。

 で、次巻へ続く。

 

 嵐、一体いくつですか?!高校生設定ですよね。それなのにあそこまで新巻さんの感情・思考を読んで精神分析するとは。精神年齢高過ぎ。でも、必死に説得して全精力・全体力使ってしまって、最後の最後、新巻さんを救ったのはあゆと源五郎だったのだから、精神年齢高過ぎとまではいかないのかな。あゆも源五郎もそれぞれに痛みを抱えて、どちらも新巻さんとの一緒の行動だったり、新巻さんの一言だったりから癒しというか、心の負担が和らいだりした人たちで、そこからの行動や言葉は新巻さんの心にもより響くのかな。

 源五郎の新巻さんへの語りかけで、何だかマンガを読んでいて久々に涙腺が緩んでしまいました。私、この手の話に弱いなぁ。
 

 涼の斜めからの物言いにそれを言うのはダメだと、涼が好きだけれどもきちんとNGを出せるまつりちゃん、いい女だね。

 早く脱出してほしいなぁ。もう地下の世界は息がつまりそうです…。

 

 

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