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2015年5月 1日 (金)

スベクヒャン 第67話~第72話

 
 

 BS朝日で放送した「帝王の娘 スベクヒャン」(以下、スベクヒャン)の第67話~第72話(オリジナルの第100話~第108話)をBDにダビングしました。私のスベクヒャンのBD全24枚組の23枚目、24枚目になります。無事に、私のBS朝日版の「スベクヒャン」のBDコレクションのコンプリートですhappy01

 ミョンノンは高句麗との戦争に出陣。ミョンノンの無事を祈るソルラン。一所懸命にソルランはお祈りしているのに、ミョンノンは戦場でも相変わらずの潔癖症ぶりで、オイオイ戦場でもそれか?!と突っ込む一方で、戦場でも平常心で潔癖症を発揮しているミョンノンが微笑ましくもありました。

 ソルヒは高句麗のウルミル将軍と内通してミョンノンを戦死させ、チンムを王座につけようと画策。ソルヒが太子の戦死を軽く考えるのはともかく、長年、百済の重臣だったヨン達率がその口車にあっさり乗ってしまって太子の居場所を教えてしまうのは不自然・不思議。太子の戦死って一大事をヨン達率が局地戦の敗退くらいにしか考えていないのが、どうも納得がいきません。

 正気を失ったソルヒは王女の着物で拝殿(?)へ。さすがにチンムは太子が戦死するかも…の重大性を理解していて、ソルヒを王宮から連れ出すために向かいます。王宮から逃げようと手を取るチンムに対して、ソルヒの目は完全にイっちゃってます。ミョンノンが生きて戻らないって、その自信はどこからきているのか…。
 ソルヒが偽者だと最初から知っていたと告白するチンム。揉みあっているうちにチンムを刺してしまうソルヒ。どうしてそこまで王女でいたいのか、王宮にいたいのか理解不能。完全に自己暗示で、自分が王女だと思い込んでいるのでしょうか。

 ここで、ソルランが駆けつけて、1話の冒頭シーンになります。
 ソルヒは完全に正気を失っているようでもあり、ソルランに向かって、どんなに姉が自分のことを愛していたか、チェファの最後の言葉を思い出せ、など、言うことを聞いていると、しっかり正気でいるようにも思え、ソルヒの精神状態がどちらにあるのか考えてしまいます。
 ミョンノンが駆けつけて、ミョンノンに助けを求めるのは、開いた口が塞がらないというか、何という恥知らずというか…自分が殺そうとした人間に助けを求めますか?ソルヒの言動を理解しようとすること自体が無理?

 チンムの剣には毒が塗ってあったようで、解毒のために自分の血をチンムに飲ませる武寧王。それを見て訝しむミョンノンは、これまでのことから一つの結論に達してしまいます。
 それを内官のホン・リムに確かめるミョンノン。「私は何者なのか。チンム公は何者なのか。」
 出生の秘密を知ってしまったミョンノンは号泣。それまでの自分自身の生き方が否定されたようなもなのでしょう。地面が崩れて真っ暗な奈落に落ちて行く…そんなイメージを抱きました。
 酒に酔ってソルランのもとへ行き、朝には黙って戻っていたミョンノン。きっとその間に、自分がどうするのか決心していたと私は思えてなりません。
 リハビリ(?)中のチンムを愛おしそうに見つめる武寧王。それを哀しげに見るミョンノン。自分が気付かなかっただけで、これまでもずっとこんな風に王様はチンムを見つめていたのか、自分が2人の親子の邪魔をしていたのか、王様の笑顔を邪魔していたのは自分なのか…などとミョンノンが考えているのではないかと勝手に想像して、それだけで泣けてきました。そんなミョンノンの表情を伺うホン・リムの表情もよくて、このシーン、この三者三様の表情が生きています。
 王様は、チンムにばかり気を取られて、ミョンノンの視線に全く気付いてないのが哀しいです。

 ミョンノンから2人が武寧王によって入れ替えられていたことを聞いたチンムは王様を殺して自分も死ぬと、剣を王様に向けて大立ちまわり。結局、殺せるわけもなく、本音を吐露。チンム、切ない。それを室外から聞いていて、王様の口から真実を聞くミョンノンも切ない。
 チンムが剣を王様に向けているときはチンムの心情に感情移入していますが、チンムと入れ替わりにミョンノンが部屋に入り、王様が描かせていたチンムの子供の頃からの肖像をミョンノンが黙って拾い集めるときは、完全にミョンノンに感情移入していました。王様は自分ではなくチンムを見ていたのか、王様に喜んでもらいたくて必死で頑張っていたけれど王様が見ていたのは自分ではなかったのか…勝手にミョンノンの想いを想像して涙してしまいます。
 武寧王は良かれと思ってしたことでしょうが、息子たちの心をこんなにも傷つけまくってしまい…。

 自分の座ではないと王宮を出ようとするミョンノン。ソルランと一緒にソルランの故郷で暮らそうとソルランに告げます。全てを捨てても、全てを失くしても、ソルランさえいればいい。そんな心境でしょうか。

 ソルランと市場にお買い物に行くシーンは久しぶりの2人の笑顔。ずいぶん長いこと、こんな穏やかな2人の幸せそうな笑顔は見ていなかったな~と思いながら見ていました。

 武寧王は、ミョンノンに自分の息子だと、自分には息子が2人いると、だが太子は1人だと語りかけます。ミョンノンが最も言って欲しかった言葉。そして、ミョンノンは武寧王の息子のミョンノンとして生き続ける道を選びました。

 ミョンノンがミョンノンとして生きる以上、スベクヒャンになってしまったら兄妹になってしまうソルランは、ソルヒを連れて王宮をさる決意を固めます。
 そんな矢先、王様はソルランこそが本物のスベクヒャンだと知りますが、ソルランのミョンノンへの想いを知って、ソルランが王宮を去るのに同意します。

 武寧王が死に、ミョンノンが新王に即位。チンムが欲しかったのは王位ではなく父の愛だったから、今更、王位云々ではなかったのでしょう。

 ミョンノンがミョンノンとして即位し、チンムはチンムとして歴史の中に消え去りました。

 スベクヒャンの花吹雪の中、正気を取り戻したソルヒはチンムに本当の名を教えました。おそらくこの後、2人でどこかへ去って行ったのでしょう。
 へ佐平とトリムからソルランが本物のスベクヒャンであり、だからこそソルランはミョンノンのもとにはいられずに去らざるをえず、それでも変わらずミョンノンを想っていることを知らされたミョンノンは、ソルランを迎えに行き、「一緒に行こう」と手を差し伸べました。

 ラストシーンで描かれているのは、ここまで。ソルランはミョンノンの手を取ったのか取らなかったのか。
 私としては、ミョンノンの手を取って、2人で幸せになる道を選んだハッピーエンドと思っています。

 ソルラン、ミョンノン、チンム。

 生まれたとき(生まれる前)に親から与えられた名とは別の名で成長し、3人とも本来の名に戻らず、成長した名で生き続けることを選択した結末でした。

 本来の名に戻り、本来の居場所を取り戻すのが、これまでの時代劇のパターンなのに、異色の結論を3人ともに出した…私が見たドラマでは、初めてのパターンでした。

 

 「帝王の娘 スベクヒャン」  完結しました。

 
 
 

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