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2013年1月15日 (火)

「幻獣降臨譚 我が呼ぶ声を聞いて」 読了

 本宮ことはさん著「幻獣降臨譚 我が呼ぶ声を聞いて」を読みました。

 幻獣降臨譚シリーズの最終巻になります。

 以下、ネタバレな感想ですので、未読の方はご注意ください。



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 まずは、超簡単なあらすじ

 ディクスはライルのもとへ送られ、自分の開発したモノが引き起こしたことの結果を目の当たりにする。
 講和したシュータン帝国が再び攻撃してくる。それは講和反対派の決死の攻撃であり、国として組織立ったものではなかったが、ふいを突かれたアランダム騎士団は、ウィンズラム、ランドール、イヴリータなどを戦闘の中で亡くす。
 「虚無の果て」の火種を消すため、残る最後の最高司祭がいるという王都ベルデタールへ向かったアリアとシェナンは、そこで、最高司祭がシェルドーン王子であることを王子自身から告げられる。その理由は、第2家の王族を皆殺しにして、王位をシェナンに返すため。そう決意したのは、シエネスティータ姫への想いのためだった。
 “幻獣、精霊のいない世”を選択することを決意したアリア。そのアリアの意思を実現するために、王位につき、表面上“幻獣、精霊のいない世”を目指したのはシェナンだと世に知らしめ、一切の非難を一身に浴びる覚悟をし、実行したシェナン。
 裏で綿密に連絡を取り合い、予定調和で王位をシエロ王子に譲り、反乱により死んだとみせて、シェナンはアリアと“幻獣、精霊のいない世”の到来を語る語り部となって、いよいよそれが実行に移されようとした。

 こ~んな感じでしょうか。

 なんでしょう。割と淡々と読み進められました。

 涙を流すこともなく。

 シェルドーンが最高司祭なのは想定内。…王都にいる過去に登場した人物で最高司祭にふさわしいのは?と考えて、1位がシェルドーン、2位が春陽家のご夫妻、3位がシエラリオーラ。で、春陽家ご夫妻とシエラリオーラは、考えてすぐ、「それはないよね」と自己否定してしまっていました。
 しかし、シェルドーンの選択の理由は思い浮かびませんでしたが…。

 まぁ、あとは、ランドールさんが実は第2家の血を継ぐ王族で、それゆえにシェルドーンに味方し、それゆえにシェナンを庇い、恨み、それゆえにシュータンとの戦闘で殿(しんがり)を務めて逝ったことは、正直、驚きました。

 伏線を拾い、終息に向かっていく。

 

読んでいてそんな感じがしました。

 アリアが“幻獣、精霊のいない世”を選択するのは想像していました。

 ただ、それは、ある日、いきなりばっさり…ではなく、数十年の時間をかけて、徐々に…ではないのかなぁと、漠然と思っていました。

 それが、シェナンが宣言して数年で実行…。

 アリアとシェナンが、どんどん思慮深くなって、大きくなって、頼もしくなって。

 そのあとは、ひっそりと穏やかな人生を送るのでしょう。送ってほしい…。

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