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2011年6月19日 (日)

「ちょちょら」 読了

 畠中恵さん著「ちょちょら」を読みました。

 畠中さんお得意の江戸物。ただし、妖さんたちは登場しません。更に言うなら、町人さんも極少数しか登場せず、江戸に住まう大名家の中級武士の一人が主人公なお武家さま物です。

 多々良木藩の中級武士の次男坊である間野新之介は兄の死によって多々良木藩江戸留守居役となる。新之介の前には、兄の同役(先輩)の突然の辞職と藩からの逐電(くだけていうならトンヅラ?)と兄の死という2つの謎があった。
 幕府から言い付かったお手伝い普請5000両で藩財政は極度の逼迫状態。それなのに、すぐさま持ち上がった次のお手伝い普請のウワサ。しかも今度のお手伝い普請は前のお手伝い普請の比較にもならないほどの巨額の費用が必要かも…。江戸留守居役としてウワサのお手伝い普請から逃れられるのか手腕が問われる新之介。さて、その結末は。

 と、いったところがごく簡単なあらすじでしょうか。

 ハードカバーのボリュームもかなりある本でしたので、一気に…とはいかないまでも、三気くらいで読んでしまいました。続きがすっごく気になって読むのを途中にできない展開。

 何だかこの本を読んで、江戸留守居役というお役目を思いっきり誤解していたのを初めて知りました。
 江戸留守居役といえば、接待で料理屋で豪遊しているイメージだけだったのですが、その仕事の内容のシビアさと、料理屋で接待する重要性など、目から鱗ものでした。賄賂はいけないけれど、情報収集のための手段としての料理屋etcでの豪遊、お付き合いなどなど、つい、なるほど~と、納得して首を縦にうなづいてしまいました。

 本人が思っているほど新之介は平々凡々ではなかったのか。平々凡々だからこそ、ことを成し得たのか。どちらかなぁ。

 新之介の行く末については、明瞭にされているようで、具体的には示されていません。この先の新之介の行く手を見て(読んで)みたいと思いました。

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