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2011年6月

2011年6月25日 (土)

「十津川警部 特急街道の殺人」 読了

 西村京太郎さん著「十津川警部 特急街道の殺人」を読みました。

 十津川警部の歴史シリーズ 朝倉氏編?

 いまひとつ犯人の動機が理解できません。特に、第1の事件の動機。

 物証とか目撃証言なし。推理と自白で公判が維持できるのでしょうか。

2011年6月22日 (水)

「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」 読了

 益田ミリさん著「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」を読みました。

 益田さんが実際に1月に1回、約4年の歳月を費やして47都道府県をご自身で一人旅をした模様が、1都道府県につき5ページくらいでまとめてあり、それぞれの最後のページにその旅で使った使途と金額と4コマ漫画が記されています。
 この4コマ漫画が結構ツボだったりします。

 旅に関しましては、益田さんと私に、旅に対する嗜好というか趣味というか求めるものが違うので、こういう旅もありなのかと思いつつ、私が旅したらこうはならないだろうなぁ…と。

 食事については、何もその土地の名物食べなくてもいいんじゃない派なのは一緒です。特に、名物でも好きではないものは食べようとは思いませんし~、実際、食べませんし。あと、疲れたら、レストランや定食屋さんで食事するより、その辺のデパ地下とかで惣菜を購入してホテルでゆっくり食べるのが好きなのも似ているかも。

 そんなことを思いながら読んだ1冊です。

2011年6月19日 (日)

「ちょちょら」 読了

 畠中恵さん著「ちょちょら」を読みました。

 畠中さんお得意の江戸物。ただし、妖さんたちは登場しません。更に言うなら、町人さんも極少数しか登場せず、江戸に住まう大名家の中級武士の一人が主人公なお武家さま物です。

 多々良木藩の中級武士の次男坊である間野新之介は兄の死によって多々良木藩江戸留守居役となる。新之介の前には、兄の同役(先輩)の突然の辞職と藩からの逐電(くだけていうならトンヅラ?)と兄の死という2つの謎があった。
 幕府から言い付かったお手伝い普請5000両で藩財政は極度の逼迫状態。それなのに、すぐさま持ち上がった次のお手伝い普請のウワサ。しかも今度のお手伝い普請は前のお手伝い普請の比較にもならないほどの巨額の費用が必要かも…。江戸留守居役としてウワサのお手伝い普請から逃れられるのか手腕が問われる新之介。さて、その結末は。

 と、いったところがごく簡単なあらすじでしょうか。

 ハードカバーのボリュームもかなりある本でしたので、一気に…とはいかないまでも、三気くらいで読んでしまいました。続きがすっごく気になって読むのを途中にできない展開。

 何だかこの本を読んで、江戸留守居役というお役目を思いっきり誤解していたのを初めて知りました。
 江戸留守居役といえば、接待で料理屋で豪遊しているイメージだけだったのですが、その仕事の内容のシビアさと、料理屋で接待する重要性など、目から鱗ものでした。賄賂はいけないけれど、情報収集のための手段としての料理屋etcでの豪遊、お付き合いなどなど、つい、なるほど~と、納得して首を縦にうなづいてしまいました。

 本人が思っているほど新之介は平々凡々ではなかったのか。平々凡々だからこそ、ことを成し得たのか。どちらかなぁ。

 新之介の行く末については、明瞭にされているようで、具体的には示されていません。この先の新之介の行く手を見て(読んで)みたいと思いました。

2011年6月15日 (水)

「京都嵐電殺人事件」 読了

 西村京太郎さん著「京都嵐電殺人事件」を読みました。

 京都で2人、東京で1人の被害者の出た事件を1人の犯人による連続殺人事件と考えた十津川警部は1人の容疑者を逮捕しました。
 状況を重ねた推理の上では、そうなのでしょう。ただ、小説の上でアリバイトリックが解明されたのは東京の事件のみで、京都の事件の被害者、特に第1の被害者をどのように誘き出し、どのようにアリバイ工作したのか、十津川警部の推理さえ示されていませんでした。その点、十津川警部がどのようにお考えなのか、推理をお聞きしたかったです。

2011年6月12日 (日)

「十津川警部 飯田線・愛と死の旋律」 読了

 西村京太郎さん著「十津川警部 飯田線・愛と死の旋律(メロディ)」を読みました。

 十津川警部と十津川班の面々は犯人に辿り着いたけれど、犯人に自白を促したのは被害者の奥さんと被害者の友人である警察幹部の作戦だったオチ。
 少々、犯人の自殺も唐突感あり。

2011年6月 9日 (木)

「ひとり登山へ、ようこそ!」 読了

 鈴木みきさん著「ひとり登山へ、ようこそ! 女子のための登山入門」を読みました。

 ひとり登山のメリット、デメリット。グループ(2人以上)登山のメリット、デメリット。それぞれあって、それらをよ~く考えて選びましょう的な感じ。それでもひとりで登山をしようと思ったらの、一人登山入門エッセイ。

2011年6月 3日 (金)

彩雲国物語 ~紫闇の玉座(上)~

 雪乃紗衣さん著「彩雲国物語 紫闇の玉座(上)」を読みました。1年以上ぶりの待ちに待った新刊です。

 ネタバレしまくり、目茶苦茶に煩悩が爆裂した支離滅裂な個人的趣味に走った感想です。未読の方はご注意してください。

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 簡単なあらすじ。

 旺季さんは、劉輝よりも血の濃い筋目正しい王族で、戩華が即位していなければ、当然、王位継承権も…。その事実を知り、愕然とする劉輝、絳攸。
 蝗害対策への縹家の全面協力と支援を得て、縹家を出て紅州へ向かう秀麗は、ひょんなことからその“通路”の途中で、行方不明の紅州産鉄炭の在り処を知る。優先順位が先な蝗害対策のため紅州へ戻った秀麗は、あわや縹家系社寺の紅州トップの江青寺を討とうとする旺季率いる軍&州軍を止め、縹家の全面協力と支援を取り付けたことを旺季に報告する。鳥を使った飛蝗の駆除も早速始まる。しかし、紅州から紫州へ向けての季節風が吹いて飛蝗がそれに乗り、紫州に飛蝗が飛来するタイムリミットが刻々と近づいており、防虫・鳥による駆除では追いつかない。一斉駆除ができるのは、飛蝗の疫病による駆除のみ。そのためには、高温多湿が条件。その条件が整うのは、季節風が吹く前に1度あるかないか。そのあるかなしかのチャンスに駆けて準備をする縹家の皆さん。羽羽さんが術を使って呼んだ藍州の雨雲で一気に飛蝗駆除成功。
 藍州の宝鏡作りに着手した歌梨さんに、狐面の刺客の魔の手が迫る。欧陽純さんを手にかけ、その刃は歌梨さんに向く。
 縹家の瑠花さんのもとにも狐面の刺客が現れ、瑠花さん本体の首を落とす。死んで魂魄だけになった瑠花さんは秀麗に憑依して、神器が破壊され綻びが生じた全神域の完全修復をはかる。神器を破壊された碧州、茶州と縹瑠花の身体事態が置物型神器と見なされていた縹家の修復には人柱が必要だった。(藍州は殺されたと思われた歌梨さんが実は生きていて、宝鏡を作りあげて神域修復。)そして、未来を若者たちに託すために、瑠花、縹英姫、立夏(瑠花さんを慕っている縹家の女性)、羽羽が人柱となった。
 秀麗に残された時間は1日。その1日が来るまで、瑠花が用意した白い棺の中で眠りについた秀麗。

 う~ん、またしても簡単なあらすじになりませんでした。ははは。(空虚な笑い)

 歌梨さんが死んだと思わせられるシーンを読んで思わず「ウソでしょ~!!」と声に出してしまいました。自分の部屋で読んでいてよかった。
 歌梨さんが亡くなるとしても、こういう亡くなり方は全く考えていなくて…こういう亡くなり方はないでしょう…あまりにあんまりな…と、歌梨さんが亡くなられたことにショックを受けて、すっかり読み続ける気力を失ってしまい、この日は読むのをここでやめてしまいました。
 だからこそ歌梨さん、生きてたと判ったときには嬉しかったです☆よかったぁ♪宝鏡を作った歴代の当主の死の謎もクリア。

 冒頭で凌晏樹さんがいろいろなことの裏で暗躍していることがばらされています。晏樹さんの真の狙いまでは明かされていませんけれど、そんなに簡単に晏樹さんが黒幕で~す☆を明かしてしまっていいのかなぁ。というより、簡単に明かしているが故に、何か隠していることがあるのではないか、どんでん返しがあるのではないかと、つい勘ぐってしまいます。最近、小説読むのが素直じゃないかも…。晏樹さんの裏にいるのは黒仙さん?

 鄭悠舜さんと管飛翔さんの会話。特に飛翔さんのセリフは心に染みました。3月11日以降、妙に涙腺が弱くなっていることも相まって、彼の言葉に“すっごく感動!”という自覚もなく冷静に本を読み進めているにも関わらず、涙が静かにこぼれ続けました。何と言うのか心が揺さぶられるというのでしょうか。
 酒飲み飲んだくれオヤジ尚書の言葉に涙する日がこようとは夢にも思いませんでした。ちょっと悔しい。

 もう1人のオヤジ劉志美さんが、あっさり司馬迅さんを侍御史だと看破しました。迅さんはてっきり旺季さんに命を救われて、旺季さんに傾倒して旺季さんの手駒になって動いているのだとばかり思っていました。それが侍御史。秀麗よりずっと高位の御史だったとは、全く考えもつきませんでした。それを簡単に指摘する志美さん。さすがオネエ言葉でも紅州州牧。単なるオヤジ姐さんではありませんでした。

 珠翠と藍楸瑛にワカメヘアに猫目と形容された狐面の刺客の素顔。どうやら“抜け殻”=死後の魂魄の抜けた身体を利用されているようです。ワカメヘアに猫目ね~。で、抜け殻になって、魂はそこらをフラフラしてる30歳前後の男性って、今までの登場人物で1人しか思いつかないのですが~。ま~ったく、どこまでも抜け殻になってまで秀麗に迷惑をかける男。
 抜け殻は抜け殻を利用されていただけで、抜け殻さんの元々のお方の意思で死んだ後にいろいろやっていたわけではなくて、ちょっとだけホッとした自分がいたりしました。いくら朔ちゃんでも、死を自ら選んだ後でああいうことはやってほしくなかったですから、ね。

 瑠花さんと旺季さん、今の日本にいて欲しい。旺季さんに関しては、晏樹さんがいろいろ裏でごしょごしょ暗躍しているのを知っていて見て見ぬふりをしているらしいところを除いて、ですが。
 旺季さん、もし、蝗害が発生するのを予測していたのにも関わらず、劉輝を追い落とすために、実際に蝗害が発生してある程度の被害が出るまで待っていたとしたら、どんなにそれまで準備を重ねていて、政治家として官吏として尊敬できる手腕があったとしても、旺季さんを支持できません。

 瑠花さんは、最後の最後、美しく散っていきました。そこまでに歪んだりしたりもしたけど、きっとこの散り際で後世の人々からは讃えられるのでしょう。ん~、でもそんなの瑠花さん本人は気にも留めないのでしょう。

 羽羽さま、最後の最後で長年の想いが報われました。よかったですね。うん。

 今回、絳攸と劉輝は何もしてません。旺季さんの出自を知ったシーンも呆然してるだけでしたし。あとがきによると、今回は秀麗編で、次回は劉輝編だそうです。劉輝がどう動いて秀麗の最後の1日とどう結びついて、秀麗がどう動くのかなぁ。

 何だか冷静になってふりかえると秀麗編といいつつ、確かに秀麗はがんばってお仕事してるし、燕青はそれを力を尽くして助けているけど、全体からみると若者組よりオヤジ組の活躍が目立つような気が…。いや、羽羽さまご兄弟や旺季さん、瑠花さんはジジババか…。次巻、若者、がんばりましょう!

 次巻、下巻が最後の最後。秀麗は亡くなるしかないのかなぁ。ハッピーエンド志向の私としては、どんな奇跡の大安売りで、ご都合主義の嵐になってもいいから、秀麗には生きて未来を歩いてほしいと、つい願ってしまうのですが…。

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