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2011年4月 2日 (土)

「捧げよ、永遠に続く祈り」 読了

 本宮ことはさん著「捧げよ、永遠に続く祈り 幻獣降臨譚」を読みました。

 ネタバレ満載な感想ですので、未読の方はご注意ください。

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 超簡単なあらすじ。

 アランダム島を目指したアリアは人間的にも逞しく成長したシェナンと再会し、アランダム島の奪回へ赴く。そして、そこでディクスと再会。ディクスが銃の開発に携わっていたことを本人から聞く。ディクスはアリアがアランダム騎士団を去った後、現実を逃避するためにアリアと己の関係と取り巻くその環境を自分の都合のよいように勝手に解釈した世界を作ってその中に住んでいた。会話をしてもかみ合わない2人の言葉と思い。
 オーレリーから禁じられた秘庫に封じられていたその世界と幻獣・精霊の真実を語られたアリアは、己に課せられたものの重さに慄きつつも、前進しようとする。
 パジャンは自分の主義主張を唱えた後、王都にいる「虚無の果て」のもう1人の最高司祭との約束を守って、シェナンを庇って死ぬ。
 クルサードにディクスをライルのもとに送ることを頼んだアリアは、いよいよ最高司祭の最後の1人と会うため(決着をつけるため)、王都に向かう。

 あっれ~、思ってたよりも、あらすじが長くなってしまった…。

 アリアがアランダム騎士団から逃げ出して、自分自身を見つめ、他者を見つめ、辛い想いを続けながら人間的に成長したアリアとシェナン。自らの痛みから逃れるために現実逃避をして自分の世界に閉じこもってしまったディクス。
 別々の道を歩いてしまったアリアとディクスの想いが同じ道を歩くことはもうないのでしょう。
 シェナンが男っぷりをあげたのに反比例して暴落したディクス。ほんのちょっとの心の持ち方の違いだったはずなのに、今は大きく違う道を歩んでいます。

 これから先、幻獣・精霊のいる世界を続けるのか否かの選択がアリアにかかっています。今回、語られた衝撃の真実。ある程度、ストーリーの流れから予想はしてましたけど、漫然と予想していたことと、事実としてつきつけられるのでは、まるで重みが異なっています。アリアはどういう選択をするのでしょうか。私的には、折衷案で、徐々に幻獣・精霊がいなくなって、何百年かたったら幻獣・精霊がいない世界になっているというところで、着地するのかなぁと、多くの読者の方々が思ってらっしゃるのと同じ選択を予想しています。

 そして、王都にいる虚無の果ての最後の最高司祭。当然、今までのストーリー展開の中で登場している方で、「おおっと!その人かぁ!!」という方なのでしょう。
 王都にいらっしゃる方で思いつくのは、国王、第1王女シエラリオーラ、第1王子シェルドーン、シエネスティータ姫、春陽家の当主夫妻。
 このうち、春陽家の当主夫妻はびっくり度が少ないので、国王と第1王女シエラリオーラはシェナンを守ろうするとは思えないので除外。シエネスティータ姫は、そういった思想をお持ちになられるとは思えないので除外。残るのはシェルドーン。何だか得体の知れない病弱な王子さまのイメージがず~っとあったこの方。この方だったら、すっごく納得できるのですけど、さて、どうなるでしょうか。あ、でも、納得できちゃったら「おおっと!その人かぁ!!」と驚かないから違うかな。

 次巻がいよいよ最終巻になる予定のようです。

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