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2010年11月12日 (金)

藍玉の花嫁 紅涙流落

 森崎朝香さん著「藍玉の花嫁 紅涙流落」を読みました。

 以下、ネタバレしまくりな感想ですので、未読の方はご注意ください。

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 まずは、簡単なあらすじから。

 優しい父に大切に育てられた済の公主紅鈴は、済が閃に攻め滅ぼされ、父王が自害した後、閃に送られた。その際、済の大臣たちに裏切られたと思い込んだ紅鈴は、閃王 巴飛鷹の寵姫となって済の大臣たちと閃王に復讐しようとするが、閃王には色仕掛けは通じず、逆に乗馬の練習を勧められる。なんとか馬に乗れるようになった紅鈴は、済への逃亡を試み、済の国境の町で、父王への侮蔑の言葉に憤り、公主と知れて恨み深き済王の娘と知った済の民に殺されそうになったところを閃からの迎えに救われる。
 自分には優しかった父が、民たちに暗君と罵られる現実に打ちのめされる紅鈴は、閃王正妃 珠枝にもの(人)は一面から見る形と他方から見る形に違いがあると諭される。
 芥が済へ攻めるとの偽情報に済に閃王が誘き出されたすきに、芥軍が閃に攻め入ってくる。苦悩の末に済から閃への抜け道を閃王に教える紅鈴。
 紅鈴は、親に守られるだけの子供から、自分で考え、行動する大人へと成長していく。

 こんなところでしょうか。

 私の紅鈴への第一印象は、「楽俊に逢う前の祥瓊」です。(祥瓊とは講談社から出版されている小野不由美さん著の十二国記シリーズの登場人物で、詳しくは「風の万里 黎明の空」をご参照ください。ここで記述するとものすごい行数を必要としますので省きます。)

 飛鷹が紅鈴のことを“幼い”と表していましたが、まさにその通りでしょう。

 申し訳ないのですけれど、紅鈴の言動への興味よりも、紅鈴の行動へ飛鷹と珠枝がどう対応するか反応するかのほうに興味が向いてしまいました。
 もう、もう、2人ともとっても大人の対応ですこと。(笑)こんなに大人の対応を見せつけられると「雄飛の花嫁」の頃が逆に懐かしくなってしまいます。

 そんなこんなで、タイトルの「藍玉の花嫁」に似つかわしい紅鈴の恋愛はほとんどないような気がします。もしかしたら、この想いがこれから恋に発展するのかなぁ~、くらいな感じでしょうか。楊藍もまだ恋って柄ではないですしね。もう少し時間が経ったら恋に発展するのでしょう。

 この「藍玉の花嫁 紅涙流落」で花嫁シリーズは一休みだそうです。復活があるのかないのか。復活を楽しみに待っています。

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