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2010年6月

2010年6月30日 (水)

「母の国から来た殺人者」 読了

 西村京太郎さん著「母の国から来た殺人者」を読みました。

 ん~、「母恋し」(ははこいし)を誤って“ぼこいし”と読む設定は、読んだ人間が外国人でないかぎり、すなわち、日本人であるかぎり成り立たないのではないでしょうか。無理がありすぎると思うのは私だけなのかなぁ。

 母恋しを“ぼこいし”と読んだことから、小説のタイトルからして外国人かと思ったら、しっかり日本人でした。では、タイトルの“母の国から来た”とは?もしかして、北海道の“母恋”を母の国としているとか…?

 母を殺した犯人たちへの娘の復讐による連続殺人事件。簡単に説明するとこうなります。

 一連の連続殺人の犯人の母を殺した男性の告白。これも最近の十津川警部シリーズにはよくあるパターンなような気がしないでもありません。

 そして、連続殺人犯は自殺。う~ん、後味が…。

2010年6月27日 (日)

「開け、細き一条の血路」 読了

 本宮ことはさん著「幻獣降臨譚 開け、細き一条の血路」を読みました。

 ライルが指揮をとる鉄鷲団が半滅したとの知らせを受けたアリア。すぐにでもライルのもとに飛んで行きたいアリア。けれども、アリアはその自分の気持ちを抑えて、自分のやるべきことを果たすためにシェレスト王子が率いる軍の陣地を目指しました。それが、ライルの望むことだと信じて。

 アリア、大人になりました。そして、今まで登場した男性陣で私の不評No.1だったキルシュ再登場。「何?!この男!」から「ふ~ん」に変わりました。ま、これからの成長に期待しましょう(特に期待してもいませんけれど)。

 今回、男を最も下げたのはシェレスト王子。この方、本当に王様になるつもりなのでしょうか。何だかな~。
 逆に、シエロ王子が~、いい感じですね~。

 シェレストの軍を襲ったシュータン帝国軍の幻獣部隊は光焰の力で壊滅。これは結果だけが描かれて、戦闘シーンそのものは描かれていません。描かれてもページを使うだけでしょうから、よろしいのではないでしょうか。

 アリアの動向が描かれたのは前半部分のみ。後半はシェナンの動向とアランダム騎士団内部での事件が著されています。

 シェナンに関しては、ランドールさんがシェナンを害することも辞さない側の間諜だと、本人から面と向かって告白されて大ショック。これからの展開に必要不可欠だからこその告白なのでしょう。

 アランダム島では、パジャンがついに化けの皮を自らはいで、騎士団の居残り部隊の掌握に入りました。オレリーたちの運命はいかに?!です。

 この巻は、戦闘はあるものの、割と淡々とこれからの展開に必要な伏線をせっせと配している感じでした。怒涛の展開の前には、こういう地道にストーリーを整理・配置する回が必要なのでしょう、という感じかな。

 ライルの直接の登場シーンはなしでした。光焰の言葉を借りるなら「生きてはいる」らしいですけれど。

2010年6月25日 (金)

天は赤い河のほとり 外伝~上弦~

 篠原千絵さん著「天は赤い河のほとり 外伝 ~上弦~」読み終わりました。

 ルサファGET編です。とはまだ言えないのかなぁ…。まだGETしてないし…。

 以下、ネタバレ満載の感想ですので、未読の方はご注意ください。

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 まずは、簡単なあらすじ。

 カイルに呼ばれたザナンザは、ハットウサへの道の途中、旅芸人の一座から逃げ出して、雪の中に行き倒れていた少年と少女を拾う。少女は既に死亡していたが、少年はカイルの宮で意識を取り戻した。
 カイルがザナンザを呼んだ理由は、2人のカイル支持者の死と、1人の地方貴族の死(死後、財産がナキア皇妃のものになった)が、ナキアの仕業ではないかと思われたからだった。 イル・バーニの従兄の元老院議員であるアニッティ・バーニの従者が、用心のためアニッティと寝室を換えて寝んでいると、朝には死亡していた。
 カイルに呼ばれたアニッティの帰途、アニッティに従う小者の中に旅芸人時代の同僚ティルスの姿を見つけて驚く少年。ティルスは、「偉い人を殺すため」に神官に買われて旅芸人一座から出ていったのだった。
 不吉な予感に襲われた少年は、カッシュにしばらく宮に置いてほしいと頼み、了承された。この少年の名はルサファ。
 そして、アニッティは死んだ。

 ここで、「天は赤い河のほとり 外伝 ~上弦~」は終わりです。次のページをめくって、“あとがき”の文字を見て、思わず「本当ですか?!」と口にしてしまいました。

 少年時代のルサファが登場していますけれど、ま~だ、たんにカイルの宮に転がり込んだだけで、カイルに臣従するところまでは全然いっていません。
 起承転結の“起”の状態で続く…って、一体…。

 ですから、感想を書こうにも、まだ物語がどう転ぶのか分からないので…最終的に、カッシュGET編になるのは確かでしょうけれど…、感想らしい感想は、私の中にありません。

 購入するときに、本屋さんのキャッシャの方に、「薄いですね」と言われてしまいました。いや…、まあ…、ね。

 1日も早く、できたら、今年中に…甘いですか?…完結編を読みたいです。

2010年6月24日 (木)

2010年秋の美術展

 2010年秋に開催予定の数多の企画展の中で、私が気づいた範囲の中で、私が個人的に興味を惹かれたものをご紹介します。
 秋もドガ、ゴッホとビッグネームが並びます。(*^^*)
 芸術の秋を満喫できそうです♪

フィレンツェ・ウフィツィ美術館コレクション    ヴァザーリの回廊展
 → ウフィツィ美術館自画像コレクション-巨匠たちの「秘めた素顔」1664-2010-
     (タイトルが変更されたようです)

2010年9月11日(土)~11月14日(日) 損保ジャパン東郷青児美術館
ヴァザーリの回廊は1565 年、画家であり建築家でもあったジョルジョ・ヴァザーリによって造られ、その長さは約1kmにもおよびます。
回廊には多数の肖像画が展示。本展では、フィレンツェにあるイタリア最大級の美術館、ウフィツィ美術館コレクションから選りすぐったこれら肖像画約70点を一堂に紹介します。
(美術館公式HPより)


ドガ展
2010年9月18日(土)〜12月31日(金)  横浜美術館
エドガー・ドガ、待望の大回顧展。傑作《エトワール》初来日!
オルセー美術館の全面的な協力を得て、国内では21年ぶりとなるドガの回顧展が実現することとなりました。オルセー美術館所蔵のドガの名品45点に、国内外のコレクションから選りすぐった貴重な作品を加え、初期から晩年にわたる約120点を展観いたします。生涯を通じ新たな芸術の可能性に挑戦しつづけた画家ドガの、尽きぬ魅力を堪能できる展覧会です。
(公式HPより)


没後120年 ゴッホ展-こうして私はゴッホになった-
2010年10月1日(金)~12月20日(月) 国立新美術館
オランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館という
2 大コレクションの全面協力のもと、約120点の作品によってファン・ゴッホ芸術の
誕生の謎に迫ります。
(公式HPより)

2010年6月22日 (火)

「江 姫たちの戦国」 読了

 田渕久美子さん著「江 姫たちの戦国」上・下巻を読みました。

 田渕久美子さん脚本で2011年の大河ドラマは、この物語の主人公でもある江(ごう)がヒロインとなるそうなので、予習を兼ねて読みました。

 江は織田信長の妹・お市の3人の娘の末娘なので、信長の姪にあたります。

 私の江のイメージは、若いときは秀吉や姉の茶々(後の秀吉の側室淀殿)にいいようにあちこちに嫁がされて、離別・死別して3度目の結婚で年下の徳川秀忠の正室となった後には、秀忠を尻に敷いていた姉さん女房となり、乳母べったりの長男竹千代(後の3代将軍徳川家光)よりも自らの手元で育てた次男国松(後の駿河大納言徳川忠長)を溺愛して国松を3代将軍にしようと企てた猛母でもあり、どちらかというと運命に流されるままに流された女性なんですよ。
 若い頃と、熟女になってからのイメージにかなりの隔たりのある方です。

 ですから、大河ドラマの主人公として描かれると聞いたときには、私的なイメージゆえに、「え?マジですか?」と思ってしまいました。

 そして、この「江 姫たちの戦国」では、伯父の織田信長に似た女性として描かれています。今まで、そういう切り口で江を描いた小説やドラマに出逢ったことがありませんでした。
 こういう女性として描くなら大河ドラマのヒロインとして物語が成り立つのかな~っと思ったりしました。シナリオを担当する田渕さんが書かれているので、こういう路線で江を描くのでしょう。

 対立せざるをえない立場に立ってしまった長女・茶々(豊臣家)と三女・江(徳川家)。その間に立って、何とか取り成そうとする次女・初。江というか、この3姉妹の人生を描くのかなぁ。江が歴史的有名人と面識があるように描いているのは、大河ドラマを意識してのことでしょう。そうでないとストーリー的に幅がでないでしょうから~。

 何はともあれ、2011年の大河ドラマの放送が楽しみです。…って、しっかり見る気満々です。(^^)v

2010年6月20日 (日)

「年収150万円一家」 読了

 森川弘子さん著「年収150万円一家」を読みました。

 節約や暮らしの知恵がいろいろ、ナイスアイディアやポジティブシンキングもあって、見習いたいなぁ。

 でも、朝食がパンの耳は、すみませんm(_ _)m、私にはマネができそうにありません。m(_ _)m

 ほとんどは漫画で描かれていますので、比較的短時間で読める1冊です。

 森川さんは、この本の出版印税で年収おいくらになったのでしょうか?(笑)

2010年6月18日 (金)

「不等辺三角形」 読了

 内田康夫さん著「不等辺三角形」を読み終えました。

 浅見光彦が登場するのは、物語の始めからかなり経ってからでした。どのようにして、光彦が事件に絡むのかと思っていましたら、広義の事件関係者が光彦の兄の陽一郎さんと大学時代の同期という関係から、お兄さんから紹介されて事件に関わるようになりました。

 ストーリー的に五言絶句は面白かったです。
 ただ、生い立ちの秘密は、よくあるパターンで「戦災孤児で引き取られた」と記された時点で想像できてしまいました。また、犯人も後半の3分の1を残すところで分かってしまったのも、内田先生の作品としては珍しいのではないかなぁと思ったりしています。

2010年6月15日 (火)

「十津川警部 長良川心中」 読了

 西村京太郎さん著「十津川警部 長良川心中」を読みました。

 長良川で、1組の男女が心中し、男性が生き残りました。

 東京で、長良川で死んだ女性の友人の女性が殺されました。

 東京で、1組の男女が心中し、女性が生き残りました。

 推理小説で、この舞台設定であれば、生き残った男女間、または、死んだ男女間に何らかの関係性があるのは必定でしょう。
 その線を十津川警部は推理して、真犯人を追い詰めて行きます。
 ただ、残念なのは、物的証拠で真犯人を追い詰めたのではなく、自白証言によってだということでした。物的証拠を真犯人に突きつけて逮捕してほしかったです。

2010年6月13日 (日)

「もいちどあなたにあいたいな」 読了

 新井素子さん著「もいちどあなたにあいたいな」を読み終えました。読みきりました。

 OPENINGを読み終えた段階で、「う~ん、どうしたものかなぁ」と思ってしまい、5日ほど読むのを中断し、その間、ずっと「どうしよう」と考え、ついには「もしかしたら新井素子さんの作品で初めて読み終えられない作品になるのでは?」とか悶々と考えたりしていました。

 そして、腹を括って続きを読み始めたら、一気にラストまで…。(笑)
 読めるときは、そんなものかもしれません。

 新井素子さんの作品ですので、そうは思えなくてもSFです。

 ちょっと切ない読後感の作品でした。

2010年6月11日 (金)

「ロスト・シンボル」 読了

 ダン・ブラウンさん著「ロスト・シンボル」上下巻を読み終えました。

 ハードカバーの大作で、しかも謎解きの連続なので、読むのにと~っても時間がかかりました。

 “古の神秘”とは何なのか。どんなものに行きつくのかわくわくドキドキ。全く予想がつきませんでした。そして明らかにされたもの。読んで納得です。説明されれば、すんなりと頷けますし、他のどんなものが登場しても、「ほ~、そうなのですか。」とは思っても、すんなり“納得”とはいかなかったのではないかと思います。何だか、ストンと胸に落ちたというか、そういう感じです。

 今回も、ロバート・ラングドン教授の多忙な1日(半日?)がハードボイルドに描かれています。人生、山あり谷あり。ラングドン教授、朝、いきなり呼び出されて出かけるのは控えられた方がよろしいかもしれません。

 マラークさんに関しては、上巻の回想で過去を自らが語った時点で、誰でどうしてソロモン家に固執するのか分かってしまったので、この辺、もう少しひねりがあってもよかったかもしれません。
 最後も、私的には、あっけない幕切れだったような気がしてなりません。

 そして、この作品のメインキャストの一人!CIAの上級幹部の設定のサトウ女史。日系人という設定です。上巻を読んだときは、あまりに憎々しいキャラでどうしようかと思いました。下巻になると、その行動のバックボーンが語られたので、ほっと一息。付き合い易い人ではないけれど、きちんとした行動規範と信念の人でよかったです~。日系人が敵役って、やはり、ちょっとイヤかもしれないので…。(^^;)
 映画化するときは、誰がサトウさんを演じるのでしょう。いろいろと日本人女優さんの顔を思い浮かべてみました。日系人の役ですから、日本人女優さんではなく、日系人女優さんが演じるのでしょう。というか、日系人女優さんに演じて欲しいです!アメリカにはいろいろとたくさんのアジア系の女優さんはいらっしゃるでしょうが、ここはひとつ、設定どおり、日系人でよろしくお願いします。

 それにしても、このサトウさんは、どうやってマラークさんの情報をつかんだのでしょうか?そのへんのところ、私、読み飛ばしてしまったのでしょうか。あと、ベラミーさんに見せたものって?おそらくはマラークさんが撮った映像だとは思うのですけれど、そうすると、その映像をサトウさんはどうやって入手したのでしょう。肝心なところが、私の記憶からすっぽりと抜け落ちている気がします。

2010年6月 7日 (月)

BRUTUS おまえもか!

 BRUTUS 2010年6月15日号の文頭の言葉は、

 “印象派、わかってる?”
 “マネもゴッホも印象派じゃないの?”

 私の勝手な&個人的な思い込みでは、BRUTUSは男性誌です。

 そのBRUTUSで、印象派イヤー関連の特集をうっているので、我が目を疑いました。(失礼!m(_ _)m)

 BRUTUSでも今年のたくさんの印象派・ポスト印象派関連の作品の来日にあわせた特集ですかぁ。意外で正直びっくり~などと思いつつしっかり購入した私。(笑)

 レアリスム、印象派、新印象派、ポスト印象派など、それぞれの画家さんを交通整理しているので、私のような素人には、その違いの整理が出来ていない人間には、ありがたい1冊で、結構、お役立ちではと個人的には思ったりしています。

2010年6月 5日 (土)

「教室の亡霊」 読了

 内田康夫さん著「教室の亡霊」を読みました。

 群馬県の渋川市、沼田市を主舞台にした浅見光彦シリーズです。

 モンスターペアレントなどの現在の教育現場の話を事件に絡めながら物語は展開していきました。
 事件のおそらくは直接の原因と思われる事柄は、何年か前に九州のとある県で発覚した教員採用問題。しかし、黒幕と第1の被害者にはそれよりもはるかに根深い30数年前の出来事がありました。30数年前の出来事は遠因と言うべきでしょうか。これが全ての始まりだとはいえ、現在に至る数年の出来事がなければ、事件は起きなかったでしょうし…もしかしたら、30数年前の出来事がなければ、この数年の出来事がなかったかもしれません。
 これを考えだすと、メビウスの輪になりそうです。

 ただ、これで殺人事件が2つも起きるのでしょうか。動機としては弱いような気がします。

 ハードカバーの厚さと重さに、当初、恐れを抱いていました。それが、読み始めたら、通算で4時間くらいで読み終えられたのに、逆にビックリしてしまいました。

2010年6月 1日 (火)

「京都駅0番ホームの危険な乗客たち」 読了

 西村京太郎さん著「京都駅0番ホームの危険な乗客たち」を読み終わりました。

 カシオペアが登場していますけれども、時刻表トリックのミステリーではなく、トレインジャックものです。十津川警部と亀井刑事メイン…かな。ん~、でも、あまり活躍していると思えないないのは何故でしょうか。不思議です。

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