2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 古代ローマの世界遺産 | トップページ | 2010年夏の美術展 »

2010年4月 7日 (水)

秋霖の花嫁 香霧想起

 森崎朝香さん著「秋霖の花嫁 香霧想起」読みました。

 今回は斤国が舞台です。

 以下、ネタバレいっぱいの感想ですので、未読の方はご注意ください。

----------------------------------------

 崖から落ち、1晩雨に打たれた荘瞱香は目覚めたときに記憶喪失になっていた。目覚めたときに目の前にいた洪秋里によると瞱香は秋里の許婚(いいなずけ)だという。
 秋里は父方は斤王家の遠縁、母は琳の公主という名門の貴公子であり、自分はそんな秋里の許婚となりうる上流の出身なのかいぶかしむ瞱香は、自分が何者か判らない不安の中、徐々に秋里に心魅かれていく。
 そんなある日、瞱香は琳の公主である麗媛に出会い、麗媛こそが秋里の両親の決めた許婚と知ってしまう。
 ショックの中、瞱香は全ての記憶を取り戻す。瞱香は秋里の侍女だったのだ。1人の人間として妻になってほしいと瞱香に懇願する秋里に、最後に瞱香は首を縦にふる。

 と、簡単にあらすじをまとめるとこんなものでしょうか。
 かなりエピソードをはぶきましたな。>自分(笑)

 時代としては、「蘭契の花嫁」の頃ですね。“正妃の実家の資金を提供して後宮の妃が開発に携わっている新たに開発された布”が出てきますから。
 閃の2代目が盛んに周辺諸国に侵略している時代でもあるようです。琳は閃に滅ぼされてしまって、麗媛は許婚を頼って逃げてきた公主です。

 ついに出ました!記憶喪失ネタ。(笑)

 まあ、話の流れで、瞱香がもともとは侍女なのはかなり前半で容易に想像がつきます。どうして崖から落ちて1晩雨に打たれる流れに至ったのかに興味が向きました。
 世間知らずで女心が理解できない秋里と、幼くして両親をなくして親に背く気持ちに想いいたらない瞱香の気持ちと気持ちがすれ違ってしまった結果ですか…。秋里、君、普通そういうことを言ったら、普通の女性だったらみ~んな瞱香と同じように平手を飛ばして背をむけると思うよ~。「麗媛を正妻に、瞱香を愛妾にって」。女の子の気持ちが判ってないという以上に…相手を対等な人間として認めていない、そういう言動でしょう。瞱香がいなくなって、見つかって生死の境を彷徨って、大切なものが見つけられてよかったですね。

 ハッピーハッピーな結末。

 最もお気に入りの登場人物は、郭夫人です。(^^)v

« 古代ローマの世界遺産 | トップページ | 2010年夏の美術展 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 古代ローマの世界遺産 | トップページ | 2010年夏の美術展 »