2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 美の巨人たちスペシャル | トップページ | 花冷え »

2010年3月31日 (水)

彩雲国物語 ~蒼き迷宮の巫女~

 雪乃紗衣さん著「彩雲国物語~蒼き迷宮の巫女」を6時間かけて読み終わりました。

 読み始めるまでに30分くらい躊躇してしまいました。早く読みたい気持ちと…何でしょう、何か読むのが怖いというか、自分でもどうしてだろうかわからなかった想いが何なのか考えて…この1冊を読み終わると、あとは最後の1冊を残すのみになるからなのかなぁということに思いあたりました。

 以下、煩悩爆裂、ネタバレしまくりの感想ですので、未読の方はご注意ください。

-----------------------------------------

 まずは、簡単なあらすじから。

 秀麗は司馬迅と取りあえずのタッグを組む。縹璃桜パパは秀麗に、もう少しだけなら生きてもいいと言う。
 楸瑛が珠翠を助けるために時の牢へ向い、秀麗、リオウくん、迅さんは蝗害対策の書物を調べるために、学術研究殿・隠者の塔へ向かう。そこで、秀麗とリオウは、蝗害の防除方法は既にリオウの母・旺飛燕により10数年前に当時の御史大夫である飛燕姫の父旺季にもたらされていたことを迅から知らされる。彼らが調べるべきは、その後10数年間にもたらされたかもしれない蝗害の駆除方法。
 朝廷では朝議を旺季が仕切る。碧州の被害状況が報告され、碧州州牧は死亡あるいはし州牧としての実務遂行不可能と判断され、州牧代理に欧陽玉工部侍郎が選任、同時に欧陽侍郎から要請の軍の出動に対して羽林軍の出動と黒または白のどちらかの大将軍が指揮官として赴くことが決定した。羽林軍出動に異論を唱えたのは、大番狂わせで景柚梨戸部侍郎。劉輝はなすすべなし。紅州へは旺季さん自身が赴くことになる。
 琴を弾く旺季さんを訪れる劉輝。そこで旺季さんは劉輝にダメだと判断した理由を語る。
 珠翠を時の牢から救出した楸瑛。珠翠は縹瑠花の後継者となる道を選ぶ。
 蝗害の駆除のため、“外”の縹家系社寺に救援を求める秀麗とリオウ。だが、その答えは「瑠花の指示がなくては動かない」だった。必死に説得する2人。大社寺の翁が今まで動かなかったリオウが動かなかったことを認め“今回だけ”動くと言ってくれたとき、縹瑠花が現れ、縹家系全社寺に蝗害の救援のため門を開くことを命令する。

 そして秀麗は、官吏として蝗害を収拾すべく、縹家から“外”に帰って行く。

 

 大雑把な感じではこんなところでしょうか。

 最初の3分の1の、縹家内の話では涙が止まりませんでした。
 今まで単なるお騒がせ迷惑ジイさんキャラだと思っていた璃桜さんの、秀麗への対応を読んでいたら、泣けて泣けて。どうしてだか判らないですけれど涙が溢れました。
 その前のリオウくんと楸瑛の喧嘩漫才は笑わせていただきました♪

 旺季さんの魅力全開。やっぱりカッコイイですよ~。今回、旺季さんだけでなく、孫凌王兵部尚書、新キャラの劉志美さんと50歳~60歳のオジさんキャラが大活躍です。渋くて酸いも甘いも知り尽くして、その落ち着き。いいですね☆
 官吏としても打てる手は全てビシバシ打って。どうしていいか頭が真っ白な劉輝は…。
 劉輝が王としてダメだと見限ったからって、旺季さんを王にしようという考えに賛同する気はさらさらありません。でも、官吏としてやるべきことをきちんとやっていく姿には感銘を覚えます。
 それに、劉輝にダメだと思った理由をきちんと旺季さんは説明していましたし。敵役キャラなのが惜しいほど筋の通った方です。

 そして凌晏樹さん、彼がやはりいろいろイロイロ策謀をしまくっていたようですね。(笑) この手のキャラはそうこなくては♪

 オジさん連中の株が天井知らずに上がって行く中、劉輝は、今回(も?)、かたなし。どん底の下に2番底があったということでしょうか。
 あ、若者の中では、楸瑛がそこそこ、リオウくんがかなり株が上がってますね。

 柚梨さん、侠気ある~。ステキです。

 縹瑠花さんもただ妄執に取り付かれただけのおばあさんでなくて、正直、ホッとしました。縹系全社寺に蝗害への取り組みを号令したときは、縹家一門が心酔するのも頷けます。

 邵可さんが壊した神鏡がただのり離魂用の鏡だったのは驚き。その後、何者かが本物の神鏡を壊していたので藍州が長雨になっていたようです。この何者かは縹家一門の下っ端。それが瑠花さんや秀麗を殺そうとしていた黒幕にそうと気づかないまま踊らされてやった結果だった。

 迅さんの主は旺季さん。でも、瑠花さんを殺そうとした黒幕は別口ですから、他にも暗躍している人がいるわけで、晏樹さんってこと?鄭悠舜さんではないですよね。ないと思いたい…。

 瑠花さんと珠翠を殺そうと狙った人、描写を読んだイメージでは、最初に思い浮かんだのは晏樹さんの弟(いるのか?いたらの話で)で、2番目に思い浮かんだのは茶朔旬でした。いくらなんでもありの縹家の中でも朔ちゃんは…って気もしているのですが。

 全社寺の翁がリオウくんに従うと言ったときにも涙が溢れました。ベタな展開ですけれど、心に響くのです。

 最初と最後にボロ泣きしてしまいました。涙もろい方は、人のいるところ読むと何かとヤバイかも…。

 次巻、最終巻は少し時間を置くようです。どんな結末が待っているのでしょうか。
 ハッピーエンドになるにしろ、ならないにしろ…なってほしいですけれど…納得のいくラストであってほしいです。
 あ~と~、今まではりまくった伏線を全部綺麗に片付けていただきたいです。伏線はっただけ~はなしでお願いします。

« 美の巨人たちスペシャル | トップページ | 花冷え »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 美の巨人たちスペシャル | トップページ | 花冷え »