2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« シーラカンス殺人事件 | トップページ | ヴァチカン美術館 »

2009年11月28日 (土)

彩雲国物語 ~暗き黄昏の宮~

 雪乃紗衣さん著「彩雲国物語~暗き黄昏の宮~」、6時間で一気読みしました!!!

 何ヵ月ぶりかの「彩雲国物語」の本編の最新刊です。以下、煩悩爆裂しまくり、ネタバレてんこ盛りの感想ですので、未読の方はご注意ください。

--------------------------------------------

 まずは、ごく簡単なあらすじから。

 紅州へ勅使として赴いた秀麗がリオウとともに行方不明になる。それは秀麗が危篤状態になったためにリオウが縹家に連れて行ったことだと榛蘇芳から報告を受ける。また一方、蘇芳は蝗害が発生する可能性があり、それを調査するために各地に派遣されていたという事実も劉輝、静蘭、楸瑛、絳攸に伝える。己たちが実は何もしていなかったことを突きつけられる若者グループ。
 更に、鄭悠舜の国試合格前の経歴が不詳であることにも若者グループは気づく。
 楸瑛は秀麗の身を案じ縹家に。縹家では、瑠花が縹家の娘たちの身体を次々と使うことで己の寿命を保ち続けていた。そして、秀麗が生命を繋ぎとめようと願うなら、その方法しかないことを秀麗は知るが、「好みではない」と断る。

 という感じでしょうか。う~ん、ごくかいつまんで要約するとこうなるのかなぁ。

 自らの生死に関わる問題を「好みじゃない」とスパッと切るあたりが秀麗の秀麗たる所以でしょうね。

 最終章に入って一気に問題噴出というか、これまで張りまくった伏線をまとめるためにあらたな展開を余儀なくされているというか、怒涛の展開で物語りもあちこち飛びまくり。これまでの主要人物登場しまくりで、「きゃ~!話の展開に追いつけませ~ん!!!」状態。

 だって、主な登場人物の紹介が3ページですよぉ!!こんなのあり?!それでも全部ではないところがスゴイ。

 しかもヒロインのはずの秀麗が登場したのは、後半を過ぎてからで、前半は劉輝が主役。劉輝はこれまで秀麗ラブheart01で生きていたツケを一気に取り立てられてます。このツケの取立てが生半可じゃないから怖くて素敵。いやいや。

 か~な~り~、秀麗にも劉輝にも難しい状況に陥ってしまっていますが、何とか以前悠舜さんが言っていた「上手くすれば全部一網打尽に釣り上げられる」手があるといいなぁ。
 悠舜さんは、葵皇毅さん、凌晏樹さん、旺季さんたちがしたこと、しようとしていることを知っていて、でもそれらには積極的な加担していなくて、起こっている事実を尚書令として対処しようとしていたと信じたいです。そしてそう先ではないはずの最後まで劉輝の尚書令でいてくれることを。
 でも、悠舜さんが本当にしたいこと、凛さんよりも大事なことって一体何なのでしょうか。

 そして、秀麗の生命を一気に奪い始めた男とは…。もしかして死してなお現世を彷徨う朔旬のせい?それしか考えられないのですけれど…。

 飛燕姫って旺季さんのお嬢さんか何かでしょうか?そして皇毅さんの元恋人とか?それでもってリオウくんのママとか?何だか新たな人間関係に???マーク全開です。

 今回は、読んでいて胸が痛くて重くなりました。

 次の“紫”で全ての伏線が拾いきれるのでしょうか。それともその後にもう1度“紅”で大団円になるのでしょうか。待ち遠しいような、読みたくないような、複雑な気持ちです。願うのはただ一つ、納得のできるハッピーエンド。それだけです。

« シーラカンス殺人事件 | トップページ | ヴァチカン美術館 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« シーラカンス殺人事件 | トップページ | ヴァチカン美術館 »