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2009年5月 3日 (日)

海鳴の花嫁 玻璃暗涙

 森崎朝香さん著「海鳴の花嫁 玻璃暗涙」読み終わりました。

 以下、ネタバレ感想になりますので、未読の方はご注意ください。

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 まずは、簡単なあらすじから。

 大陸の北方の国、亥国(いこく)の王家では、王位継承者は姉妹の公主を正妃としていた。第一公主・蔡巴璃は、本来なら兄王・海峰の正妃となるはずであったが、生まれたときの予言により神殿に入り巫女となっていた。
 ふとしたことで奴隷の名なしの少年少女を拾った巴璃。少女は病が癒えず亡くなる。少年はケガが回復する。
 愛する妻を守るためなら他の何を犠牲にしても全然かまわない呆れたボケ自分勝手公子・紫陽(巴璃と海峰の異母兄)のせいで隣国・紗は甘い言葉で誘う綏と組んで亥を攻め、亥は滅亡する。
 最後のときに巴璃と海峰は互いの想いを確認する。
 奴隷の少年を逃がすときに、巴璃は少年に名前を付けた。名前を尋ねられた少年は巴璃に付けられた名に、少年が自ら選んだ姓を付けて、に名乗った「巴飛鷹」と。巴は巴璃の巴。この少年こそ、後に閃を興した巴飛鷹だった。

 うっ、全く簡単なあらすじになってないじゃないですか。>自分

 もう!読んでいて妻命の第二公子・紫陽公子の頭を殴り倒したくなりました!!亥が滅んだのは全てこいつの妻を守れたら他は何でもいい!精神のせいに他なりません。

 ん~、なんだか紫陽公子にページ数を割いたので、ヒロインの巴璃の想いがあまり伝わってきませんでした。まぁ、彼女の場合、想いがどこにあるのか最初からはっきりしていたので、揺れる想いを紡ぐ必要がなかったせいでもありますが…。

 物語的にも、巴璃や海峰の関係ないところで、紫陽が止まらないところまで動かしてしまったので、巴璃と海峰を主人公にした物語としての視点に少し物足りなさを感じます。ましてや紫陽が主人公ではあり得ません。飛鷹となる少年についても結構ページを使ったので、視点がぼやけてしまったような感がなきにしもあらず、です。

 奴隷の少年についても、名前がないという時点で、飛鷹と名付けられるだろうというのがみえてしまいましたし…。

 次回は、滅ぶ国側ではない物語にしてほしいものです。

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