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2008年10月 5日 (日)

神威天想 ~斎姫繚乱~

 宮乃崎桜子さんの「斎姫異聞」、「斎姫繚乱」の完結編 「神威天想」を読み終わりました。

 以下、思いっきりネタバレの感想ですので、未読の方はご注意ください。

 

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 ごく簡単なあらすじ。

 神木と一体化した重家の魂を抱いて月の姫・香具夜は月の世界に帰っていった。香具夜と魂を入れ替えられていた琴姫は香具夜が気のこごりで作った身体が霧消し、自らの身体に帰らずにいた。敦康親王が火龍に願い琴姫の魂は無事に身体に帰れたが、敦康親王に火龍が巻きついてしまう。世を騒がすことをよしとしない敦康親王は己が死んだことにし隠遁する。全てが終わったと思った宮は、名実共に義明の妻となる。
 けれど全ては終わっていなかった。火華鬼と火華鬼に操られた蜻蛉がいた。宮に知らせず火華鬼と蜻蛉と対決した義明は不動明王の力を借りて火華鬼を封じることに成功。しかし、火華鬼は最後の力で義明に致命傷を負わせる。宮の面影を思い浮かべて力つきる義明。
 義明の死を現実として認識できない宮。だんだんと現実を受け入れる宮。猫のねこに導かれて山の阿闍梨の寺の阿弥陀に義明の魂が宿っていた。そのとき宮は己に義明の子が宿っていることを知る。

 

 このような結末を読むために、私は10年以上、このシリーズを読んできたのだろうか。

 ラスト50ページの受け止め方は人それぞれでしょう。でも、私の頭に最初に浮かんだ想いは、上の想いでした。

 涙が止まらなかった。

 今まで長いこといろいろなことがあって、大変だったね。だけど、これからは末永く2人で幸せに暮らそうね。の宮と義明のラブラブなラストを想い描いていました。陳腐な結末を考えていたと言われてもいいです。私はやはりハッピーエンドが好きです。

 胸が痛いです。当分、「神威天想」を再読することはできないでしょう。

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コメント

はじめまして。
「神威天想」の感想がありましたので、寄らせていただきました。

前号に、今回が最終回になるとありましたので、どんな結末か、いろいろ予想していたのですが、まさか義明さんだけが亡くなるとは、予想していませんでした。

一番望んでいた結末。
2人(3人)が穏やかにハッピーに暮らす。(実家のご両親の喜ぶ顔も見たかった。)

こんな結末もあるかも、との想像。
・義明さんと宮が一緒に亡くなる。でも、一緒だから、きっと寂しくない。
・(赤ちゃんをおいて)宮だけが亡くなる。
辛いけれど、宮の思い出と子どもの成長を見守って、義明さんは生きていく。

なので、今まで不死身だった義明さんが亡くなるとは予想していませんでした。死んだと言われても、また何かで生き返るのでは、と思って読んでいたのですが、本当に亡くなってしまったのですね。

本当に辛いです。親しい友人のご主人が亡くなったような気持ちで、落ち込んでいます。
でも、命の大切さには、改めて気づかされたかもしれません。
物語とはいえ、優しかった義明さんの冥福をお祈りしたいと思います。

みこさん、はじめまして&こんにちは。

私の拙い感想へのコメントありがとうございます。

本当に最後の最後まで義明が亡くなった事実を受け入れられず、
実は生き返りました~♪とひょっこり起き上がることを期待していました。
今までのあの不死身さを考えると十分ありだと思っていたのですが・・・。

義時と貴子が宮の支えになってくれるのを祈っています。

みやさん、さっそくのコメント、ありがとうございます。

宮はこれから、どんな子育てをしていくのでしょうね。
「教育ママ」になるかも?
宮と義明のDNAを引き継ぐ子どもはどんな子になる?

子育て、そして貴子さんや義時さん、それに実家の皆さんとの触れあいの中で、宮はたくましく変わっていくかもしれないですね。義明に守られていた時には、わからなかった、そうした「成長」を、心の中で密かに期待したいと思います。
そして、どんな子どもが生まれるか…、フィクションですが、楽しみにして、気持ちを明るくしたいと思います。

 みこさん、こんにちは。

 みこさん、前向きですね。見習いたいです。

 宮がママですか。まだあまり現実味がないです。
でも、ここのところず~っとご無沙汰してますけど、
大斎院 選子内親王のキャラが結構お気に入りだったので
将来は、あんな感じのママさんになっていただけないもの
かと思います。…無理でしょうか?(笑)

はじめまして。
過去記事への突然のコメント、すみません。

最近、ふとしたきかっかけで「斎姫シリーズ」を知り、ものすごい勢いで全巻読破しました。
昨夜、最終巻を読み終えたのですが・・・。
心にぽっかりと穴が開いてしまったような虚しさを感じていたところ、こちらの感想を読み、思わず書き込みさせてもらいました。

あの終わり方も広義ではハッピーエンドなのかもしれませんが、私はもっとベタでいいから判りやすいハッピーエンドを期待していました。
だって今まで散々、大変な目に会っていたのですし、大団円でも良かったと思うんです。
魂は現世にいたとしても、やはり肉体はないわけですし・・・。
ささやかだけど家族3人での日常を送ってもらいたかったです。

みやさまは、この方の他の作品は読まれていますか?
他にも出版されているようですが、こういう作風だとしたら、読まずにおこうかと思いまして・・・。

突然のコメント&長文、すみませんでした。

 小雪さん、こんにちは&はじめまして。

 私の拙い感想をお読みくださり、ありがとうございます。
私もハッピーエンドが好きなので、この結末には…。特にそれまでの義明は。不死身ともいえる生き方をしていましたので、納得がいきませんでした。

 宮乃崎桜子さんの他の作品は、「ゲノムの迷宮シリーズ」と「鹿鳴館のアリスシリーズ」は読んでいませんので何とも…。
 「飛天のごとく(上)・(下)」と「黄金の花咲く -龍神郷-」は読んで、このブログに感想を書いておりますので、よろしかったらそちらをご参照ください。

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