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2008年9月19日 (金)

箱庭

 金曜プレステージ浅見光彦シリーズ32弾「箱庭」(内田康夫さん著)が21時~22時52分に放送されました。フジテレビなので中村俊介さん主演の浅見シリーズです。やはりこの時間帯がミステリーの王道の時間ですね。くつろいでゆっくり見られます。

 TBSの沢村一樹さん主演の浅見光彦シリーズには和子お義姉さんは毎回登場していますが、こちらのフジテレビの中村俊介さん主演の浅見光彦シリーズでは和子お義姉さん(=陽一郎さん(榎木孝明さん)の奥さん)は初登場だそうです。和子お義姉さん(五十嵐めぐみさん)の存在は「箱庭」でのキーポイントになっていましたから、雪江母上(野際陽子さん)に設定を変えられなかったのでしょう。

 和子役の五十嵐めぐみさんは私的にはテレビ朝日の「法医学教室の事件簿シリーズ」の気の強いやり手の検事さん役のイメージが強いので…2時間ドラマ見過ぎ(^^;)…、良妻賢母型の和子さんはどうなのでしょう…。

 びっくりするほど展開が早いです。冒頭のシーンで光彦が厳島神社にいた上に、原作では1年前の台風の夜に亡くなったはずの男性が、テレビではその冒頭で死体発見されたりと、驚きの連続。

 その上、最初の20分で三橋静江(芦川よしみさん)が大貫(長谷川哲夫さん)の専属の看護師になったことが判明して、岩国に向う途中の列車でバレエの発表会の準備に向う岡村里香(田丸麻紀さん)と出逢ったり、里香に岩国観光教会の峰沢(西田健さん)を教えられた上に、峰沢さんの息子が大貫代議士の秘書だということまで、あっさり里香が語ったのには驚きを通り越してあっけにとられたほどの怒涛の展開でした。

 いや~、ビックリの連続連続連続。あ、でも里香役の田丸麻紀さんはバレリーナ役に似合ってるな~って感じました。

 原作の小説ではじっくり、ひとつひとつ積み重ねていく事象がテレビでは、何気なくあっさり語られたり映像で見せられたり、なんだかそんなに簡単に解明されてしまっていいのと思わざるを得ません。

 最も納得できないのは、峰沢さんの息子さんが大貫代議士の秘書をしていることを番組早々に明らかにしてしまっていること。この事実は「箱庭」の犯人解明の基礎を示すものなのに、それをあっさり番組の序盤といって過言ではない時間に明らかにしてしまうのは、ミステリー番組の根幹に関わるような気がします。

 大貫代議士が往生際も引き際も弁えない小物に描かれているのが残念です。

 静江さんと厳島神社の関係も単に和子お義姉さんと一緒に写っている写真のみなので、静江さんの中学卒業してから、この事件までの人生の切なさが全く描かれていなかったように感じました。静江さんの人生の哀惜と、峰沢さんの息子への思い、里香の母の里香への思いが、事件に深みを出していたと思っているので、もう少しなんとかならなかったものでしょうか。

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