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2008年1月28日 (月)

「青海の牙 -恋語り-」読了

 青目京子さんの「青海の牙 -恋語り-」読了しました。

 お互いにお互いへのコンプレックスをもつ男女の2人の物語。

 竹馬の友であり苦楽を生死をともにした男性2人組み。雄々しく生きる動の東虎と柔和な微笑みの静の水見。東虎は微笑を絶やさない水見が側に居てくれるだけで生きられた。水見は真直ぐ突き進める強さを持つ東虎が自分を必要としていることを知らずにコンプレックスを大きくさせる。

 巫女姫として大事に扱われる双子の妹の円子。巫女の家系に生まれながらその能力を持たずに生まれた双子の姉の周子。周子は巫女姫である円子を守ることで自分の存在意義を持ち、円子はただ巫女姫として己は祀りあげられるだけで周囲から頼りにされているのは周子だとお互いに強くコンプレックスを抱き合うのを知らない。

 途中まで、お互いにコンプレックスを抱き合う、東虎と水見、周子と円子に読んでいてイライラした部分があったのは事実です。ようやく後半、振り切ってくれて安堵しました。東虎と水見は別離の道を歩み、周子と円子はお互いがコンプレックスを持っていたことを認め合いそこから生きる道を見つけようとしました。

 ラストで東虎と周子のハッピーエンドとして幕を閉じたので、恋物語なのでしょう。でも東虎と周子の恋よりも、東虎と水見、周子と円子の関係に重点が置かれていたような気がするのは気のせいでしょうか。

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