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2007年8月30日 (木)

幻香

 内田康夫さんの『幻香』を読み終わりました。この本の表紙・裏表紙がボッティチェリの『春』なのですね。推理小説の表紙と裏表紙に何故ルネサンス期の絵画が使われているのかミスマッチなような気がしてずっと不思議だったのだけれど、読み終わって納得です。えっと、この本は2007年7月31日初版出版の比較的新しい本なので…内田康夫さんの本としては最新作なのかな(でもFC機関紙や月刊誌に連載されていた作品ですから読んでいる方は多いのかな)…なので、ネタバレになりそうなことは書かないでおきます。

 読後の感想を一言で表すなら、ミスリードされた!です。

 何故に最後の最後でそう持ってくかって感じです。途中で(その不自然さが最初に出てきたときに)不自然なことに気づきなさい>自分 ですね。
 不自然なことに気づかなかったのは迂闊でした。気づくべきでした。でも、不自然なことに気づいていたとしても不自然なことの理由は最後の大どんでん返しまで判らなかったでしょうね。少なくとも本では。だって、本では本で描写されていること以外は知りようがないのですから。
 これ、映像化するときの方が、映像の中に伏線をはりまくれるでしょうね。その映像の中の伏線にどれだけ気づけるかが、名探偵か否かの分かれ道、みたいな。完全に映像化されるのを前提にしてます。(笑)

 あとがきは世界一周の途次の飛鳥Ⅱの船室内で書いているそうなので、次回作か次々回作は飛鳥Ⅱが舞台のミステリーかな。豪華客船の旅で起こるミステリー。ふっふっふ。この設定の派手さは年末年始の特番向きですか。更に書かれてもいないものの映像化まで考えると、人それを妄想と呼ぶ、ですね。

 今月は、『長野殺人事件』に始まって、『軽井沢殺人事件』、『沃野の伝説』、そして〆のこの『幻香』と内田康夫さん強化月間の模様を呈していました。
 来月は少々違う路線に行ってみましょうか。

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